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2015年1月 3日 (土)

ローレライ

 寝正月にも飽きてしまって、書棚に入りきらず収納袋に仕舞いこんでいたDVDを物色してると、映画「ローレライ」を見つけました。この映画は、2005年に、ガメラの特技監督だった樋口真嗣が本編監督になった最初の作品です。もう10年も前のことです。懐かしさのあまり、そのまま観てしまいました。

Img_new 巷の評価はあんまり芳しくはないものの、私は好きな作品です。まず、終戦直後、魔女と呼ばれる日本の新型潜水艦が米軍の駆逐艦や戦艦を翻弄し、第三の原爆の攻撃機を撃退するというストーリーがいいじゃないですか。悲惨な戦争ものではなく、あくまでもSF的な明るい活劇になっているのが良い。
 というか、個人的に言えば、戦車も好きですが、それ以上に潜水艦が好きなのです。申すまでもなく、映画「海底二万哩」のノーチラス号、そして「海底軍艦」の豪天号、喜劇「グレートレース」の偵察用潜水艇などは、その優れたデザインを生み出したことだけで価値があります(笑)。その点、この映画の架空の潜水艦「イ507」は、海洋堂が模型製作したということですが、あんまり感心はしません。

 もちろん、映画自体も、潜水艦物は面白いものが多いのです。ハリウッドの古典ともいえる駆逐艦との戦いを見事に描いた「眼下の敵」や「深く静かに潜行せよ」などのシリアスな戦争ものは、爆破シーンが模型を使ったチャチなものであっても許せます。
 お笑い戦争ものでも、「ペティコート作戦」のピンク色の本物の潜水艦が絶品です。もう抱腹絶倒のこの作品が、何故かDVD化されません。わが書棚ではVHSが悲しくその背表紙を見せています。
 その後も、「Uボート」などは、いかにも潜水艦の閉鎖空間の生々しさをよく伝えています。あれを見ると乗るものじゃないことはよくわかります(笑)。
 漫画でも、「沈黙の戦艦」は、潜水艦同士の戦法が手に汗を握ります。

 と、いうように昔から潜水艦物の映画は面白いと決まっているのです。もっとも、私の子どもの頃の刷り込みは、案外「スーパーカー」の人形劇だったのかもしれません。ほとんど記憶にありませんが、スーパーカーが水中に飛び込むシーンと水中の魚(今思うと金魚でした。)だけは鮮明に覚えています。 

 前振りが長くなりましたが、なかなか128分楽しめました。絵を描いたようなCG映像や円谷特技監督の東宝らしい青空の明るい風景と淡い空気、そして、まだ初々しい香椎由宇も若き妻夫木聡もいいじゃないですか。加えて、潜水艦のセットも良くできているし、香椎一人だけが着ているSF風の衣装もドイツ風でリアルです。第一、画面がゆっくり上下して揺れてるところが良いじゃないですか。安心して楽しめる映画です。こういう気楽なのが好きなのです。正月はこういう映画に限ります。

 ・・・やっぱり、”消えた女”は見たくありません(笑)。

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コメント

ベイマックスがいいらしいです。ご検分を(笑)。

以心伝心、本日、夜、字幕版を観て来ました。予想以上に良かった。こいつは、春から縁起がいいわえ・・・と言いたくなりました。もっとも、パンフは売り切れでしたが(笑)。

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