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2015年1月 4日 (日)

ベイマックス

 どうやら、ディズニー・3Dアニメを舐めていたのかもしれません。新しい年に最初に見るにふさわしい映画を探しあぐねて、結局、ナイトショーの字幕版「ベイマックス」を観に行きました。
 いやあ、予想以上に面白い”映画”でした。まさに、「こいつは、春から縁起がいいわエ」とでも言いたくなるほどの傑作です。 

Img_new_new 予告編では、マシュマロマンのような介護ロボットと少年の心温まるお話と思っていましたが、実はとんでもないスーパーヒーロー達のお話でした。
 第一、舞台は、サンフランシスコと東京を掛け合わせたような架空の町です。クール・ジャパンというのか、変なオリエンタルの日本趣味満開の環境の中で、主人公の少年は、なんと日系人なのです。
 どうやら、この映画で初めてディズニーがコラボしたマーベル・コミックスからの原作が、日本人のスーパーヒーローのお話だそうです。スパイダーマンやXメンと並んで、こんなヒーロー物があったとは驚きました。もっとも、まるで人気がなかったようで、おかげで、今回、ディズニーが映画用に全く違うストーリーに作り直したそうです。 

 そういう経緯はともかく、なにより、ベイマックスの設定が面白い。当たり前ですが、記憶ディスクによってまるで違う性格になることや、戦闘アーマーをつけるとまるで、鉄人28号の風格を有し、マジンガーZのようにロケットパンチを撃つのです。この空飛ぶパンチがラストで大きな役目を果たします。それに加えて、とっておきのドンデン返しも上手いものです。コロンブスの卵ですが、なかなかしゃれた終わり方です。全体的に、ストーリーがよく練られています。そういえば、あの「ウォーリー」も好きでしたなあ。真に、最近のディズニー・アニメは侮れません。
 おっと、敵役のロボットも興味深い。歌舞伎マンと無数のマイクロ・ロボットが集合して巨大な怪物のように襲い掛かります。まるで、手塚治虫の漫画「ガロン」のように。

 本当に、なにからなにまで、日本の漫画やロボット文化に敬意を払いながら描いています。少し中華系が混りあっているのは愛嬌として、映画の出来もそうですが、その心立てが楽しくかつうれしくなります。

 それにしても、劇場ではまたもやパンフレットが売り切れです。予想以上に入場者が多かったのでしょうか、できれば、世界中でもヒットしてほしいものです。

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