ダイオウグソクムシ
昨今のダイオウイカの映像から始まった深海生物のブームは、とどまるところを知らないようです。様々な深海生物に関する図鑑や特集雑誌の出版物をはじめ、ガシャポン、食玩などのフィギュアなども数多く販売されています。
しかし、今回の「ダイオウグソクムシ」の実物大の精巧な模型の発売には驚きました。こんなに人気があるのですか、このワラジムシ類は(笑)。
日本の鎧の具足に似ていることから、具足虫(グソクムシ)と呼ばれ、その中でも巨大な体を持つところから、大王(ダイオウ)と命名されたのでしょうが、30cmを超える節足動物は立体で見るとさすがに大きいものです。
しかも、その人気の秘密は、体の巨大さや独特な姿形だけによるものではなく、鳥羽水族館で飼われていたダイオウグソクムシは、5年以上まったく何も食べなかったそうで、そんな不思議さ、神秘さが大きく関わっているようです。
そのダイオウイカにも匹敵する人気の証拠は、可愛い布製のぬいぐるみなどのダイオウグソクムシ・グッズが多数出回っているようです。御見それしました(笑)。
その究極とも言えるグッズが、この実物大の模型です。全長30cmぐらですが、隣の乾電池と比べてください、想像以上に大きいことがわかるでしょう。
買ってしまった私が言うのもなんですが、可愛いぬいぐるみではなく、こんなバカでかく精巧なものが売れるのでしょうか。
まあ、顔は案外、スタイリッシュな敵役です。なんか、スターウォーズの登場する敵兵士のマスクに似ていますねえ。
しかし、裏側なんかもう大変です。完全なマニアックなつくりになっています。
これはなかなか飾り方が難しい。いつものように、押し入れに死蔵するしかありませんかなあ。でも、大丈夫です、こいつは、餌を食べませんから(笑)。
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