続「原色 前世紀の生物」
古生物の復元画家「ズデニェック・ブリアン」の画集「原色 前世紀の生物」については、このブログ(2014.1.18)で、その内容をご紹介したところですが、最近、ヤフーのオークションに再びこの貴重な古書が出品されていました。
ところが、なんとしたことでしょう、同じ出版社岩崎書店が発売している同じ画集の筈なのに、外箱の仕様が異なるのです。前回の止め具まで備わった豪華な箱に比較して、いわゆる一般の本のカバー箱の形なのです。
中身が同じなのに、こんなことが許されるのでしょうか、全く困り果てました。しかし、思えば、中学校の図書館で出会った「わが人生の一冊」のひとつである「図鑑 人類以前」の眷属とでもいうべき、尊敬すべき「ズデニェック・ブリアン」の図鑑(画集)なのです。これは、買わねばなりません。悲壮な覚悟で入札に及びました。予想通り、大変厳しい入札になりましたが、なんとかゲットいたしました。
まあ、「わが人生の一冊」の徳間書店出版「図鑑 人類以前」については、日本語版2冊、外国語版1冊の計3冊を保有しているのです。その眷属も、相当年季が入った古書ですし、予備があった方がよいのです。・・・なんせ、大型本のため、置き場に困ることもあり、自らにそう言い聞かせています(笑)。では、今回の本の仕様をご覧ください。
なお、右にあるのが、「わが人生の一冊」の「図鑑 人類以前」です。ご覧の通り、サイズは、だいぶ小さいですが、掲載されている復元図は、図鑑らしく、かなり多くの数の図版が収められており、何年たっても、見飽きません。第一、表紙も、同じ絵柄を使っているものの、その一部分ではなく、絵全体を使っている違いがあります。
ちなみに、最後の写真が、本の外箱です。そのまま本体を差し込むケース型で、タイトルもいたって簡素なものです。・・・嗚呼、自分は一体何をしているのかなあ。・・反省中です。
で、おいくらでしたのん?(笑)
それはともかく「原色 前世紀の生物」、なんだか見覚えがあるような気がしてきました。1月の記事を読んだときは、そう思わなかったのに、今回は一目見て、あ、覚えがある!と思ったのは、1月の記事の記憶なのか、幼時の記憶なのか、いずれにしましても、1月の記事の写真の明るさとは異なる今回の写真の「原色 前世紀の生物」こそが私の記憶を呼び起こしてくれたように感じました。
投稿: ヤマ | 2014年8月29日 (金) 18時11分