ゴジラ1954
7月25日のハリウッド映画「GODZILLAゴジラ」の公開に向けて、ゴジラ宣伝攻勢が強まってきているようです。
TOHO劇場では、初代の「ゴジラ」を60周年記念デジタルマスター版と冠して劇場公開するし、場内の売場で初代ゴジラのグッズを販売しています。ちなみに、大スクリーンでの映画は、当時の特撮技術の粗が拡大され、夢が壊れることを恐れて、結局観ずに終わりましたが、グッズはしっかり買いました。というのも、当時のパンブレットが復元されていたのです。パンフ・コレクターとしては買うほかはありません。
以前に、「ゴジラ1954」という初代ゴジラ映画だけにこだわり、様々な宣伝材料などを網羅した大型本が発売された時も、このパンフに関しては、表紙の写真の掲載だけで復刻版は付録についていなかったと記憶していますから、多分、パンフレット復刻は今回が初めてではないでしょうか。(間違っていたら御免なさい。)
左が、今回見つけたゴジラ関連グッズです。チラシやら、なにやら数種類復刻しています。定価1620
円でした。
右が、記念すべき初代ゴジラの復刻パンフレットです。驚くのは、ゴジラが手に持つ女性です。
どう見ても、縮尺があいませんし、こんなシーンは、劇中何処にもありません。
これは、多分に、初代「キングコング」を観客にイメージさせるようにした苦肉の策ではないでしょうか。
当時は、ゲテモノ映画扱いで、製作陣も当たるか、どうか不安だったんでしょう。60年たって、アメリカで、堂々たる続編(?)が作られ大ヒットを飛ばすとは信じられないことでしょうね、きっと。
ところで、ゴジラ便乗商法も盛んです。別冊宝島なんかは、日本のゴジラシリーズの解説版を発売していますが、新作ゴジラのことはギャレス監督のインタビューだけというお粗末さですし、公式オフィシャルブックと銘打った本は、映画に登場する新怪獣のことを「ムートー」という名だけを書いただけで、一枚の写真もない誠にフザケた内容でした。許されないことだと思いますが、まあ、日本読みが分かっただけが救いでしょうか。
さらに、わかっていたことですが、以前、このブログで書いたゴジラの洋書が翻訳されることが決定したようです。なんか、悲しいなあ(笑)。
それにしても、こうした便乗商法や劇場でゴジラが吠える同じ予告編を何度も見ていると、逆にすっかり飽きてしまい、冷めたような気がしてきたのも事実です。海外のゴジラブームも終息しつつあるなかで、世界の潮流を無視して、自分の国だけのこれまでの慣習に基づくガラパゴス的発想では、ヒットは見込めないのではないか、そんな気がします。昔とは、時間の感覚も違いますし、世界はすっかり狭くなっているのです。
これが、単に杞憂に終わればよろしいのですが、・・・。
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