無料ブログはココログ

« アメイジング・スパイダーマン2 | トップページ | テルマエ・ロマエⅡ »

2014年5月 5日 (月)

フルCGのオードリー・ヘップバーン

 このCG技術の進歩の中で、何をグズグズしているのか、と不満に思っていたことの一つに、若き頃のオードリー・ヘップバーンの再現があります。

 「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」の頃の、若いオードリー・ヘップバーンをカラーで見たい、映画ファンの隠れた願いではないでしょうか。かつて、フィルムのカラー化を試みてはいますが、まだまだ自然な色合いは出ません。とりわけ、肌の色合いは無残なものです。何度も言いますが、カラー化した「カサブランカ」のイングリット・バーグマンは、粘土細工に堕ちているのです。まあ、一度、LDをご覧ください。最近の例でも、「ウルトラQ」のカラー化は、幕末の染色写真と同じレベルですぞ。

 

 今回、ヨーロッパのチョコレートのCM用に、フルCGで再現したそうです。そのため、大画面で見ることはできませんが、インターネットで見る限り、なかなか良くできています。おかげさまで、ささやかで小さな夢が実現できました。ありがとうございました。この場を借りて、チョコメーカーさんにお礼を申し上げます。未見の方は、是非、一度ご覧ください。
 これを機会に、日本でもどんどん製作してくれないかな。過去に、古い映画の映像を使ったCMがありましたが、やっぱり、CGで総天然色でお願いします。

http://gigazine.net/news/20130301-audrey-hepburn-vfx/

 

 ちなみに、CG技術の活用のもう一つの夢は、本格的な時代劇の美しい殺陣なのですが、これは、黒澤明が蘇るしか、期待できないのが現状でしょう。グロテスクで汚いのは見たくない(笑)。

« アメイジング・スパイダーマン2 | トップページ | テルマエ・ロマエⅡ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フルCGのオードリー・ヘップバーン:

« アメイジング・スパイダーマン2 | トップページ | テルマエ・ロマエⅡ »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31