ゴッドファーザー Part2
今年の正月、DVD「ユーガットメール」を観たとき、劇中、「男はみんな、ゴッドファーザーの話をする。」との会話があって、無性にゴッドファーザーを再見したくなったことがありました。
当時、その思いをこのブログ(2014.1.3)に書いて、DVD3部作のBOXまで購入したのですが、なかなか見る機会が無いまま、最近まで時を過ごしていました。実は、正直なところ、筋書きも知っているだけに、見る覚悟がなかなか整わなかったのです。あれだけの骨太のドラマですので、体調が良く、気持ちが高揚していなければ、とっつきにくかったのです。
そして、ついに、先日夜、意を決して「ゴッドファーザーPart2」のDVDを手に取りました。まあ一度、幕が開くと、あとは時間を忘れてしまったのですが、いかんせん、3時間という上映時間のことを失念しており、睡眠時間との関係で、一度中断し、後半については翌日にずれ込みました。残念なことをしました。
しかし、やっぱり、Part2の出来は最高です。アル・パチーノ扮するマイケルの現在と、ロバート・デ・ニーロが演じた若き日のゴッドファーザーの過去が相互に描き出されます。特に、若きロバート・デ・ニーロが素晴らしい。
ある女性のブログの評では、「デ・ニーロが美しい」という表現があったのですが、まさに、そのとおり、良い得て妙です。改めて見て、普段思っているデ・ニーロとは違う、新鮮味を感じました。
加えて、第1作のマーロン・ブランドの台詞回しなどに、かなり似せて演じているようにも見えて、デ・ニーロの演技の巧さを実感します。
その後、第1作も再見したのですが、どうも、今回、デニーロが新鮮に見えた分、第2作の方に軍配を挙げたくなります。しかし、いずれも、映画監督のフランシス・コッポラとしての最高の映画であります。ただ、第三作目はパスです。この2作品の余韻を十分楽しむためにも、見ることは遠慮しました。
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