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2013年12月23日 (月)

独身貴族

 TVドラマ「独身貴族」の放送が終了しました。平均視聴率約11%とのことで、さほど大ヒットしたというわけでもなく、最終回は、10%を割ってしまったとのことですから、贔屓にしていた私としては少々残念です。
 といっても、実はドラマ自体はあんまり見てなくて、オープニングとエンディングのタイトルが非常に気に入ったからです。物語は、キネマ・エトワールという映画制作会社を舞台に、独身主義者の変わり者の社長を草薙剛、その弟のプレイボーイの専務を伊藤英明、そして、脚本家志望の主人公春野ゆきを北川景子が演じます。典型的な男と女の三角関係であり、社長の許婚にスポンサーの大令嬢がからんで、笑いと映画界の裏話的なエピソードを描いています。

 草薙扮する金持ちの独身男の変わり者振りが笑わせます。例えば、コレクションしたブランド靴にほおずりしたり、映画のDVDを監督順に整頓したり、高級食材の男の料理など、こだわりと一流の備品などで自分の城を築きあげています。
 それが、婚約したとたん、令嬢の風水志向で、見るも無残なごった煮になってしまいます。ただ、独身男のお話では、やっぱり、阿部寛のTVドラマ「結婚できない男」のほうが、もっと現実感があります。今回の場合は、庶民とはちがう大金持ち系なので、いまいちピンときません。
 一方、弟は、妻と離婚訴訟中であるにもかわからず、毎晩女をとっかえひっかえしている有様で、劇中、お持ち帰りの外人女性が、アルバイトの家政婦だった主人公に言います、「ヤマタのオロ~チ」と。そのイントネーションが抱腹絶倒です。ここがハマりました(笑)。

 そのほか、テレビ局の幹部の高慢さや、現場スタッフの大変さなど、映画作りに向けたエピソードが面白い。なんか、実際のテレビの現場からの皮肉も感じられます。
 また、モチーフにしている映画「めぐり逢えたら」の二人の恋について、運命の人でなく捨てられる婚約者の心情を引用し、心ならずも真の恋を否定する逸話などは、興味深いものがあります。この引用された映画の中では、アメリカの恋人たちが過去の名作を議論するシーンもありましたが、日本人も教養として、過去の日本の名作映画(それを古典という。)を知ってもらいたいものです。実は、ドラマの中身より、こうした映画関連を題材にしているところが気に入ったのかもしれません。

 さて、前置きが長くなりましたが、お気に入りのタイトルのことですが、開幕の無声映画をイメージしたようなクラシックなタイトル文字、銀幕(スクリーンではない)に映るフィルムの縦傷、画面の中央と周囲の明暗差、無声映画の様々な男女の抱擁と接吻のシーンの挿入などなど、いいじゃないですか。そして、エンディングの方は、サントリーおじさんの絵柄で3人のドタバタが影絵風に演出されています。これも、ノスタルジックでお気に入りです。未見の方は、タイトルだけでもご覧ください。

 最後に、もちろん、意地を張った二人も優しい弟や婚約者(この役儲け物)のおかげで、結ばれるのですが、二人の抱擁接吻を目撃した主人公の母親が、大団円の画面の右隅で卒倒するオチは笑います。ここが一番の見せ場でした(笑)。

http://www.fujitv.co.jp/dokusinkizoku/index.html

Img  ついでに、いま旬の北川景子さんの時代劇「花のあと」を改めて見たくなりました。半年練習したという殺陣よりも、まずは、その初々しさをお楽しみましょう。あんまりしっくり来ない日本髪より試合用のポニーテールの髪型の方が可愛らしいですゾ。一度、物は試しでご覧ください。 

 

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