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2013年11月 9日 (土)

傑作SF映画選 Part3

Img  「傑作SF映画傑作選」シリーズから、また新しい作品が紹介されました。「巨大目玉の怪獣 トロレンバーグの恐怖」という1958年アメリカ公開の映画です。とんでもない邦題ですが、多分、これは、本邦では劇場未公開だったために、今回のDVD化に当たって名付けたものに違いないと睨んでいます。
 また、表紙の絵柄も、当時のポスターを流用したのでしょう、大目玉に触手を付けたような怪獣が描かれたZ級映画そのものなのです。

 ところが、内容的には、トロレンバーグという雪山で起きる奇怪な事件をめぐり、なかなか、見せてくれます。モノクロの画像の中で、雪山に居座っている雲の謎、次々に遭難する登山者、そして首無し肢体、美しいテレパシー使いの姉妹など、この手のDVD作品では、めずらしく冒頭から引き込まれました。
 中盤、地球外生命体が関わっているという謎の一端が明らかになった中で、ヒロインたちは思いも寄らぬ攻撃を受けるのです。SFというよりは、ホラー映画のような恐怖を畳み掛けます。なかなかの演出です。あの名作SF映画「光る眼」を髣髴させるといったら、言いすぎでしょうか。

 しかし、ラストに宇宙生命体のラスボスが登場すると、一気に脱力です。表紙の絵よりは、わずかにマシですが、模型のビルを襲う、一つ目の脳みそタコのモンスター、そして、それら以上に大きな炎、まさに、B級特撮のお約束のような映像です。 もう、ここは、目をつぶって楽しみましょう。

 ただ、総括としては、やはり終盤までは観客をしっかり楽しませてくれる映画でした。CGのない時代に頑張って作られた小品です。暖かく見てやってください。
 仮に、あのラストの目玉の宇宙人を登場させず、雲のままの謎の存在で終わっていたら、多分、「光る眼」に相当する傑作と評価されたでしょう。しかし、そこは、私としては、あの物凄いチャチな怪獣を見せたというB級魂をしっかり評価したい(笑)。一度、お閑な時に、お手にとってください。

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