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2013年11月 4日 (月)

地獄でなぜ悪い

Img_0001  映画「地獄でなぜ悪い」を見てきました。有力者の推薦があったので、期待したのですが、この映画は生理的にどうもイケませんでした。自主映画制作のセルフパロディと頭では思うのですが、いかんせん、血糊べったり、頭や腕が空中に無造作に舞うのは、なんとも趣味がいただけません。大映時代劇の三隅監督のような美しさがまったく感じられないのです。
 また、実際の事件や事故を撮影するという恐ろしい行為は、私にとっては、とても劇映画の範疇に入りませんし、多分、あの映画創りに向け、宗教的とも思える異常な信念を持つ映画少年は、監督さんの自画像であり、若かりし、自主映画時代に戻って、当時の熱意をやくざ映画&カンフー映画の形で作ったのでしょうが、イマイチ、その世界には入ることが出来ませんでした。私の歳のせいかもしれません。

 ただ、凄いのは、こんなスプラッタ・コメディを、名の知れた國村隼や堤真一が嬉々として演じているのですから、驚きです。ラストの東映やくざ映画のような、出入りがもう少し品が良ければ、わたしも一票を入れたのに残念です。しかも、あの頭に刺さった日本刀は曲がっていましたし、どうも蛇足です。

 それにしても、どうして、日本映画はこんなに血糊の量が多いのでしょう。パロディにしろ多すぎです。浮世絵、無残絵の伝統なのでしょうか。血の噴出の演出を発明した黒澤明監督が草葉の陰で泣いています(笑)。 

 最近、ハリウッドも含めて、自主映画製作へのノスタルジーのような映画が多いような気もしますが、いまやビデオ時代となって、丁度8mm映画文化を懐かしむ時期が到来したのでしょうか、それとも監督の年齢かも知れません。しかし、これは、多分、私の気の回しすぎでしょう。

 最後に、このタイトルの意味がわかりません。一晩たって買ったパンフレットを読んでも、それらしい記述はありません。やっぱり映画作り自体が地獄なのかな?

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