トリケラトプス 完成
この三連休を利用して、かねてから勘案だった海洋堂のソフトビニール製トリケラトプスを塗装し、なんとか完成させました。
連休1日目は、塗装に着手するかどうかの決断の日です。なかなか、エアブラシや塗料などの準備も大変で、精神統一、意欲を高めることが必要です。下塗りのまま放置してあった模型と向き合う時間です。完成した作品のイメージが浮かべば、実行です。
2日目は、第1次塗装です。エアブラシで、ラッカー塗料のダークイエローを吹き、ブラック、ホワイトを混ぜた色合いで陰影をつけます。
全体の塗装が終了すれば、次に、我流で、一気に、クリアレッド、クリアイエロー、クリアブルーを混色したエナメル塗料を心のままに筆塗りします。
・・・う~ん、失敗です。長らく塗装作業を行っていなかったので、あまり大したことはない技術がさらに落ちています。しかも、用意した塗料の量を間違え、足りません。おかげでかなり斑模様です。
しかたないので、塗った塗料を落とすことにしました。腹部分や光の当たる箇所を中心に、シンナーに浸した綿棒でごしごし擦り落とします。これで夜中になりました。時間切れです。
3日目は、朝から綿棒でさらに擦り落として、昼飯前に終了です。後は、人形の命である目を入れます。今回は、エナメル塗料のゴールド、周囲をクリアオレンジ、黒点を入れて終わりです。仕上げに、つや消しスプレーを掛けて完成です。
誠に、短時間の作業です。良く言えば、一気呵成、悪く言えば、手抜きかな?出来については、もともとやせ形の造型であり、エナメル塗料を擦りおとした跡もあって、完成品は長年の風雨を受けた老体のようなトリケラトプスになりました。まあ、ブランクもある(弁解)ので、こんな程度でしょう。気に入っている点は、トリケラトプスの特徴である兜の鱗がなかなか渋く仕上がりました。結果オーライです(笑)。
では、ご覧ください。
ちなみに、台座は、ホームセンターで購入した飾り板をウレタンニスで塗ったお手製です。また、最後の写真は、第1次塗装した時点の姿です。
« 小説 脳男 | トップページ | プリンセス・ブライド・ストーリー »
コメント