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2013年7月 4日 (木)

パシフィック・リム(予告)

 この夏に公開される「パシフィック・リム」は、ハリウッドが製作した本格的怪獣映画だそうです。監督は、「ヘルボーイ」や「パンズ・ラビリンス」などで世評に高い、ギレルモ・デル・トロです。予告編やインターネットなどでの情報では、太平洋から次々と出現した怪獣、本当に「kaiju」という名称らしいですが、その怪獣に対抗するために、環太平洋(タイトルの由来)の各国が人間が搭乗する巨大ロボットを作って、人類の存亡をかけて戦いを挑むというストーリーです。
 怪獣映画少年(いま居るかどうか知りませんが・・。)が夢にまで見るような映画です。往年のファンとしては大いに期待するものです。
 現在は、まだまだその情報は制限されており、肝心な怪獣の姿など、角などのわずかな部分しか公開されていません。ただ、思わぬところから、その一部が流出しております。アメリカのトイ・メーカーから発売される予定のフィギュアです。そのフィギュアの商品写真がインターネットで既に宣伝されているのです。
 その商品をみると、「ナイフヘッド・カイジュウ」という奴なのですが、どうも格好がよくありません。ノコギリサメの頭に、ずんぐりした大雑把な造りの着ぐるみのような胴体が付いています。監督は、日本の怪獣やアニメに精通しているマニアらしいので、どうやら、日本映画の悪い所を真似するのではないかと、心配になります。それでなくても、これまでの「ヘルボーイ」などの彼の映画に登場するモンスターのデザインは、あんまり好みではありません。それだけに、期待の大きさとともに、不安と嫌な予感が高まります。

2013610  そうした中、この映画の前宣伝のためか、あやかり商法というか、人のフンドシ商法というのか、コバンザメ的に、別冊映画秘宝として「世界怪獣映画入門!」という特集雑誌が発売されました。 当然、「パシフィック・リム」の情報が満載されているものと思い込んだのですが、表紙も、映画とは全く関係ない、ある挿絵画家のオリジナルの怪獣という、もう、詐欺まがいのインチキです。しかも、肝心な記事は、わずか、見開き2ページのインターネットの予告編映像と同じものです。サイの角を持つ怪獣が一部分写っているものです。さらに、怪獣のデザイナーのインタビュー記事もありましたが、すべての質問に「ノーコメント」という答を列挙したものです。・・・本当の話です。羊頭狗肉というしかありません。怒るより、あきれ返っています。

 ただ、期待した新作情報は全く無かったのですが、意外にまともな構成になっており、レイ・ハリーハウゼンの特集記事や、フォーレスト・アッカーマンやボブ・バーンズのコレクターの記事はあなどれません。しかも、恐竜映画の歴史や私のお気に入りの恐竜復元画家ズデニェック・ブリアンを取り上げているのは、感心しました。
 最後に、日本の怪獣映画の現状に言及した記事の中で、怪獣映画、いや日本SF映画の傑作ともいうべき、平成ガメラシリーズ3部作の興行成績は、結局5.2億円、7億円、6億円と、大ヒット基準の10億円には届かなかったそうです。一方、あの幼稚な、平成ゴジラシリーズは、17億円から始まり、全作が10億円以上をクリアしたそうです。どうやら、怪獣映画は、その作品の質ではなく、キャラクター重視の幼児が見るレベルに陥ったようです。悲しいものです。かつての東宝特撮映画には、美人女優の入浴シーン等が必ず盛り込まれていたものですのに・・(笑)。

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