遊星からの物体X ファーストコンタクト
「遊星からの物体X ファーストコンタクト」のDVDが本日付けで発売されました。この映画は、私の住む地方の劇場では公開されることがなかったので、今回のDVD化を楽しみにしておりました。
映画の内容は、ジョン・カーペンター監督の映画というより、あのグチョグチョの怪物を創造したロブ・ボッテンの特殊効果で一世を風靡しました「遊星からの物体X」の前日潭ということです。前作の公開から、もう30年も経っています。今日のCG技術の進歩で、どのような新たなクリーチャーを生み出しているのか、大変期待していました。
さて、見終わった印象としては、この映画はリメイクだったのか、という失望です。期待のクリーチャーは、前回同様、人間の肉体の破壊オブジェという形態です。CG技術で、リアルにはなっていますが、ふたりの顔面が融合したり、首の変わりに腕からくも足が生えても、デザイン的には二番煎じであり、全く、面白さがありません。前回のギニョールの方が、余程、迫力があります。しかも、画面は暗いし、筋書きもほぼ同じです。新しいのは、義歯ぐらいの趣向で、あっと驚くような工夫や仕掛けはありません。本当に、出来の悪いリメイク映画でした。がっかりです。もうすこし、エイリアンもタイミングを考えて正体を明かして欲しいものです。あれでは、退治されるために、本性を現しているようです。
あえて、救いがあるとすれば、主人公のヒロインが、誠に鋭い観察眼と洞察力でエイリアンを峻別し、退治したので、一時流行した、終わった後どうなるの?という不安を駆り立てるような安易なラストでなかったことが救いでした。もっとも、最後の落ちでは、前作の冒頭の犬のシーンを付け加えていますが、あの犬が本編とどうつながってるのか、全く不明でした(苦笑)。
それに、原題は、邦題のようなファーストコンタクトという副題は付いていない「THE THING」と前作と同じタイトルです。やっぱり、本当はリメイク映画かな?と思います。まあ、贔屓だった前作への義理を果たしたDVDの購入でした。
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