カマキラスの眼
左の写真は、以前、このブログでもご紹介しました、アメリカからレジンキットを個人輸入して完成させた「カマキラス」の模型です。カマキラスとは、ご承知のとおり、東宝特撮映画「ゴジラの息子」に登場する巨大なカマキリの怪獣です。
映画では、すべて操演で操られているのですが、さすがに円谷英ニ特技監督の黄金時代(末期ですが・・)の怪獣です。その生物感は素晴らしいものがありました。
その勇姿を再現すべく、頭からお尻まで約30cmもある、結構大きな模型なのですが、以前製作した際は、どうも、その昆虫の複眼の色合いが難しく、結局、写真のようにゴールド一色で塗装し、放置しておりました。
今回、一念発起し、昆虫特有の複眼文様の塗装に再挑戦することにしました。
まず、丸い穴を開けるパンチで、市販の紙シールから丸い形を打ち抜き、それを目玉一杯に貼り付けました。その上から、ラッカー塗料のクリアオレンジを吹きつけた後、丸いシールをはがします。すると、クリアオレンジと金色が重なったオレンジ素地に、蜂の巣のように、金色の丸模様が残ったまま現れます。
その丸い金色の上から、ホワイトをピンポイントでエア吹きします。そして、生乾きの上から、光沢クリアでコートします。乾燥後、さらに、別種の塗料の蛍光クリアを、厚めにエアで吹きました。円の輪郭がぼやけるよな効果を期待したのです。
結果は、下記の写真のとおりです。もう少し丸のサイズが大きいような気もしますし、わずかオレンジ色を強めても良かったとも思いますが、とりあえず、完成です。
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