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2012年8月19日 (日)

エイリアン エピソード0

Img_new 「プロメテウス」とは、リドリー・スコット監督の見事なビジュアルを堪能することと、「エイリアン」の謎ときを楽しむ映画です。まさに、エイリアンのファン向けの映画です。
 冒頭の氷河期のような空撮映像は、アイスランドでロケしたようですが、この世のものとは思えない氷に凍てついた大地と爆流川の世界です。しかも、いきなり、空に巨大な宇宙船と、筋肉を練りあげたような異星人の登場です。あとあとへの伏線でしょうが、何も説明されません。

 エイリアンの第1作と第2作のみのファンとしては、できるだけ事前情報に目をつぶって、鑑賞に及んだのですが、まさか、シャーリーズ・セロンが出演しているとは驚きです。しかも、主人公ではないのですから、なおさらです。それにしても、ヒロインが、あのミレニアムのスェーデン人女優(途中で気が付きました!)ですから、この辺は少し微妙です。

 ともかく、この映画の主題は、第1作に登場した、骨で出来たような馬蹄形の宇宙船と、通称、遺棄船と呼ばれていますが、その中央部に座して化石化している、スペース・ジョッキーと後で名付けられた、異星の巨人の正体なのです。その謎を解くことのためだけに、この映画が作られたといっても差し支えありません。
 軽快な動作で熱演しているアンドロイドも、人間とは思えないほど美しい監督官(セロン様)も、百数十歳も生きているような老社長も、人間達の行動は全く関係ありません。ひたすら、練りに練ったビジュアル、完璧なデザインの宇宙船、居住空間、宇宙服、探査用車両などをお楽しみください。

 そして、惑星に着いて、発見するのが、お待ちかねのスペース・ジョッキーです。実は、その異様な外見は、ヘルメットなどの宇宙服だったことが判明し、そのなから巨人が登場します。しかも、その周囲には、エイリアンの原型的な人工生物が配置されており、エイリアンが宇宙人の生物兵器であり、その惑星が、異星人の軍事基地だったことがわかります。そして、基地であるおわん型のピラミッドには、あの馬蹄形の宇宙船が格納され、最後は、宇宙に向けて飛び立ちます。余談ですが、その宇宙船はどっち向いて飛ぶか、議論がありましたが、私のにらんだとおりでした。正解は、映画をご覧ください。

Dscn86811  結論として、模型にもなっている、スペース・ジョッキーの正体と遺棄船(なんと、ジャガーノートと呼ぶらしい)の勇姿を見ましたので、私的には大満足です。さて、死蔵している遺棄船の精緻な模型キットの工作に着手しようかなあ。(実は、以前、写真のように、別のメーカーの模型を作っていましたが・・。)それにしても、神とあがめた異星の巨人の凶暴さは驚きましたが、逆に言えば、人が寄ってきた蟻をつぶすような感覚なのでしょう。神とは無慈悲なものです。監督からのメッセージかもしれません。

Img_new_2  余談ですが、エイリアンの造型については、あくまで後年の性的シンボルに似た頭を持った有機体ではなく、その形になる前の段階という設定のためか、生物感は乏しく、頭もとんがり帽子となっています。幼体のチェストバスターやフェスハガーも、旧ガメラのバイラスのような頭足生物を髣髴させます。しかも、かなりでかいモンスターになっています。あれがクイーンになるのかなあと想像もしましたが、好みの問題からいうと、私的には、イマイチかなあ。
 なお、左の写真の本は、今回の映画に登場するエイリアンなどの絵コンテやデザインや写真が満載です。どうぞ、お手にとってご覧ください。監督らの美術スタッフの美的センスの凄さが良くわかります。

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