陽のあたる坂道
突然、何故か、無性に、石坂洋次郎の「陽のあたる坂道」を読みたくなりました。石坂洋次郎は、戦後、一世を風靡するほどの人気があった作家ですが、いまや、すっかり忘れ去られています。その作品は、映画化(※この部分のみ映画と関連します(笑)。)もされ、代表作とも言える「陽のあたる坂道」ですら、ブックオフに置いてありません。いや、石坂洋次郎という作家名すらもありません。正直、驚きました。かつて、間違って不要本と一緒に売り払ってしまった文庫本が悔やまれてなりません。ネットで調べてみても、昭和40年の初版で、平成18年の改版初版発行という角川文庫が、どうやら最も最新の本のようでした。なんとか、通販でl購入し、懐かしさとともに、主人公のたか子さんに久しぶりに会うことが出来ました。愛読書は捨ててはなりませんゾ。再び、読みたくなるときが必ず来ます。
もう1作品、読みたい本がありました。これも、間違って売り払ったのです。同じ作家の「あじさいの歌」です。この本は、昭和51年の22版の新潮文庫をやっと見つけました。「陽のあたる坂道」ほどポピュラーでない分、再販も、改訂版も出てないようです。かつて、私が所有していたと同じ版のようです。これは、何故か、少々お高くて驚きました(と言っても、440円が千数円になっただけです(笑)。)が、懐かしさには勝てません。おかげで、主人公の「トウスケ」とけい子さんに会うことが出来たのです。
内容は、お話しませんが、戦後の、まだまだ男女の間に初々しさがあった時代の古き良き青春文学です。多分、いまの若い人には、見向きもされない、時代遅れの価値観なのでしょう。しかし、それでも、やっぱり、私は好きです。
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