大アマゾンの半魚人(その9)
模型塗装の再開の第2弾です。やっぱり、しつこく「大アマゾンの半魚人」です(苦笑)。今回のキットは、名匠大石透(かつてのマーメイドの造型師)の手になる「ツクダの半魚人」です。ガレージキットの初期の頃の傑作です。個人的には、生まれて初めて模型なるものを塗装したものであり、そのあまりにお粗末な出来栄えを家族に笑われたという、記念すべき第一号のキットです。
高さは、1/5でしょうか、38cmぐらいあります。その大石デザインともいうべき造型は素晴らしいのですが、いかんせん、まだまだキット化の技術が未熟だったのでしょうね、体表のモールドが甘いこと、つまり、鱗の彫り込みにバラツキがあること、また、胴体や足の継ぎ目処理が雑過ぎることなど、若干、問題もあります。
今回は、以前に塗装したものをリニューアルしようとするものです。一度塗装しているものをシンナーで剥ぎます。これが結構手間がかかりました。アチラこちらに、塗料やサーフェイサー塗布部分を残しながらの作業になりました。
私流、究極のシンプル半魚人塗りを記録を兼ねてご紹介します。①まず、全身をラッカーのシルバーで隈なくエア塗ります。②その上に、ラッカーのクリアイエローをそれなりにエア塗ります。③さらに、、ラッカーのクリアブルーを濃淡を付ける部分を中心にエアで重ね塗りします。ただし、腹の蛇腹は塗りません。④ここから、エナメルの薄めのクリアオレンジ+α(ほんの少々のクリアブルーを混ぜる)を影の部分を中心に筆塗りします。⑤最後に、半光沢のクリアを吹き付けて終了です。・・・誠にかんたん、手軽です。どなたにも出来ます。
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