ミッション・インポシブル ゴースト・プロトコル
劇場公開時は、忙しくて見ることができなかった「ミッション・インポシブル4」をDVDでやっと観ました。
もはや、テレビの「スパイ大作戦」の緻密な計画に基づいたどんでん返しを見せ場とする、頭脳派の面影はありません。もっとも、第1作からカンフー映画となってしまっていましたが(笑)。今回のストーリーは、指令を出す当局の長官が暗殺されるなど組織が解体されます。もっとも、TVの場合は、フェルプス君の個人請負会社の様子でしたので、この国の機関という設定自体が、どうもなじめません。国の機関なら、指令の時のあの名台詞はどうなっているのか、という気がします。
さて、今回も、トム・クルーズの超人的な力技での見せ場の連続です。特に、予告編で有名な、ドバイの世界一高いビルでのパフォーマンスです。計画性も無い、運が頼りの綱渡り?いや壁伝いです。スパイダーマンへの対抗でしょうか(笑)。
おなじみのスパイ小道具が最新仕様に改良されて様々出てきます。変装用のフルマスクを製作する装置とか、カモフラージュ用のスクリーンも、しっかり登場します。なかなか説得のある小道具になりました。
そして、最後は、肉体を使った追いかけっこです。何故か、ゴールドフィンガーのラストを思い出しました。
それにしても、今回の敵が核ミサイル発射の狂人とは、一昔前の様な気がします。いや?北朝鮮の例もあるので最先端かもしれませんか・・。
全体としては、予想外(?)に最後まで楽しめました。
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