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2012年1月22日 (日)

シーラカンス(その2)

以前から、ヤフー・オークションで気になっていた個人ディーラーがいます。ショップ名は、「Fish craft REAL」さんです。商いする物は、その名のとおり、魚類のリアルなフィギュアの製作・販売なのです。しかも、私のお気に入りのシーラカンスを製作しているのです。これまで茶系や深青系などの様々な体色のバージョンがオークション販売されておりましたが、今回、鮮やかな青系銀色バージョンが売り出されましたので、思い切って購入しました。

実際に、商品の現物を手に取りますと、商品写真とは、リアルさが格段に違います。サイズは38cmと、置物には丁度の大きさであり、その色合いや体表の素晴らしさは、感動します。早速、ブログで紹介すべく、デジカメを持ったのですが、やはり、私の腕のレベルでは、その凄さやリアルさをお伝えすることができません。世の中には、美人のくせに、写真写りの悪い人がいますが、このシーラカンスは、まさにその伝ですなあ。まあ、ご覧ください。H24122_0011 H24122_0031 H24122_0051 H24122_0071 いかがでしょうか、このフィギュアの良さが少しは伝わってますか?実際にもっとご覧になりたい方は、このメーカーのHP「Fish craft REAL」をご覧ください。ピラルクやピラニアなど、見ているだけで楽しくなりますぞ。

しかし、こうなると、他の魚類も欲しくなるのが、私の悪い癖です。そういえば、60cmサイズの巨大なシーラカンスも現在、製作中とか、・・・それは困ります、置き場所がない(笑)。

もっとも、このシーラカンスもそうですが、海の生物でシードラゴン(あの葉っぱのヨウジウオ)や深海魚など、絶対、個人では手に入らない魚が販売されればさらに喜ばしいのですが、将来的にはその辺もよろしくお願いします。

2012年1月14日 (土)

フライトナイト 恐怖の夜

Photo_2  あの吸血鬼映画のニューウェーブ、85年の「フライトナイト」がリメイクされました。もう27年も経つのですネエ。古典といっていいかもしれません。旧作「フライトナイト」は、コメディタッチの青春映画ですが、きちんとした吸血鬼のお約束を守っている正統派の映画でした。そして、当時の特殊撮影を駆使して、狼男や吸血鬼の変身、最後は、巨大な蝙蝠にまで変化するのです。そして口裂け女のエイミーが衝撃でした。また、バンバィアキラー役の「ピーター・ビンセント」、この役名は、あの「吸血鬼ドラキュラ」の教授役の有名な俳優、ピーター・カッシングと、アメリカの怪奇俳優ビンセント・プライスの名前の造語だそうです。(今回、初めてパンフレットで知りました。)面白いですねえ。それにしても、あの古典の傑作クリストファー・リーの「吸血鬼ドラキュラ」は、1958年作ですので、さらに30年も前になるのですネエ。

さて、今回のリメイク版は、オリジナルとは雰囲気が異なり、さすがに今風で、オーソドックスな正統派吸血鬼映画ではなく、隣家に殺人狂が引越してきたという感じです。その分、怪奇映画というより、今時のホラー映画のようです。普通の家の洋服たんすの裏に、何の塗装もされていない、合板でそのまま作ったような部屋が並んでおり、その中に犠牲者が閉じ込められているなど、本当に実際ありそうなリアル感があります。第一、今回のコリン・ファイルの吸血鬼は、肉体労働者のようなブルーカラー系で、噛みつき顔には変わるものの、蝙蝠にも変身しませんし、空も飛びません。本当に、人間レベルの変質者のようです。やはり、個人的には前作が楽しいものです。唯一よかったのは、ヒロインでしょうか。前作が、隣のおねえちゃんのようでしたが、今回は、なかなか華のある容貌で、吸血鬼化したときも、なかなかの雰囲気があります。それに、吸血鬼退治に乗り込むときの扮装が良い。戦闘モードになるランボー張りの定番の仕度シーンですし、火達磨作戦も面白いねえ。それと、印象に残ったのは、夜のハイウエイのシーンです。なかなか楽しめます。ただ、やはり3Dの効果はあまりありません。

2012年1月 2日 (月)

レイン・オブ・アサシン

お正月は、家で時代劇をのんびりと観るのが一番良い、ということで、勝新太郎の座頭市シリーズを数本鑑賞しました。いずれも、初期の作品で、今見ると、若いときのカツシンの殺陣のうまさと速さが、凄いという一言ですなあ。CGも、吊りも無い時代です、修練の賜物でしょう。そして、ロケ地の街道筋の風景も懐かしいものです。もう今の日本には、あんな広々した田園風景は存在しないでしょうナ。悲しいことです。

Photo_2 ところで、こうした日本のリアル(?)な時代劇と全く異なるのが、香港、中国、韓国のアジア系の時代劇です。史劇でもなく、カンフー映画でもなく、それぞれの国で、剣士や刺客たちが様々な殺陣を披露する、コスチューム劇は、まさにアジアの時代劇とも呼べる範疇であり、吊り技術と舞踏テクニックを駆使した、華麗な剣戟ショウです。かつては、直ぐに人が空を飛ぶので、あんまり好きではなかったのですが、「グリーン・ディスティニー」を観て、考え方を改めてました。例え、空を飛んでも、達人ならあり得る(笑)かもしれないというより、その美しさとファンタジーの面白さかも知れません。

Photo_3 さて、今回、レンタルDVDで、「レイン・オブ・アサシン」を観ました。今、日本映画が失った、時代劇の魂が感じられます。といいますか、小池一夫原作の劇画時代劇の香りがします。久しぶりに、破天荒なストーリーの面白さと華麗な殺陣の爽快さを味わいました。

お話は、手に入れば武道の奥義を得られるという、伝説の達磨大師の遺体(ミイラ)をめぐって、刺客団の「黒石」が暗躍します。その刺客たちのキャラクターも素晴らしい。「黒石」を裏切る、主人公の女刺客「細雨」(タイトルの由来でしょう。)、「黒石」の謎の首領「輪転王」、手妻使いの刺客、無数の投げ針を使う蕎麦屋の主、さらには虫を使って整形手術を施す医者、顔を変えた主人公の夫となる、抜け作のような亭主など、イワクありげな登場人物が、様々な殺陣を駆使します。特に、刺客団の首領の正体はなかなか意表をついて、感心します。さすがに、ジョン・ウーというほかはありません。三国志「レッド・クリフ」も面白いですが、個人的には、こういう時代劇の方が好きです。それにしても、主演のミッシュル・ヨーのアクションは凄い。さすがに007に招かれたことだけはあります。

Photo_4 そういえば、「英雄」も面白かった。まるで「切腹」や「」羅生門の橋本忍の脚本のような語り口です。それも、「チャン・イーモウ」監督ですから、当然かもしれません。

今後とも、アジア系時代劇に注意を払っていきましょう。玉石混交というか、圧倒的に多くは東映時代劇のような即席製造品かもしれませんが、中にはこんな一流の娯楽作品が見つかります。ついでに言うと、結局、この「レイン・オブ・アサシン」のDVDは購入しました。誰か、面白い作品をご紹介ください。

ロボット史上の名機

先日以来、歴史に残るロボットの名機をご紹介しています。どうも、書き連ねるたびに、忘れていた名機が思い出されますので、新たな年を迎え、一度整理をすることにしました。

Dscn6561 まずは、なんと言っても、古典「メトロポリス」のマリアです。サイレント映画時代の傑作ロボットです。誠に素晴らしいデザインです。まったく古さを感じさせません。このモデルは、「マスダヤ」のキットを塗装し直したものです。

次は、年代順から言っても、50年代のSF映画の傑作「禁断の惑星」に登場するロボットの傑作、ロビーをご覧ください。このデザインは、典型的なロボットの姿として、様々な玩具に影響を与えています。Dscn68091_2 このモデルは、確かエクスプラス社発売のプラスティック製品と思います。

ところで、50年代からもう一体、有名どころがあります。旧作の「地球が静止する日」に登場するゴートです。異星人によるロボットですが、その映画での着ぐるみの出来はともかく、デザインは見事です。ご覧ください。200586_0201

そうこうするうちに、SWシリーズがハリウッドを席巻し、様々なロボットが登場しますが、個人的にSWはどうも苦手なのでそこはカットしまして、まずは、「ターミネーター」のエンドスケルトンです。この骨格のロボットには感動です。さすがに、ウィンスタントンです。

H231030_0041 次には、やはり、ロボコップの「ED-209」です。改めてはご紹介いたしませんが、あのお茶目ぶりは特筆できます。(注:ロボコップは、サイボーグであり、対象外です。)

H231231_0031最後に、名機としての候補と考えているのが、「リアル・スティール」のアトムです。ロボット・ボクシングのスパーリング用のおんぼろロボットです。一見すると、ダサいスタイルですが、何度もリングで倒され、その都度立ち上がる姿、そして、へのへのもへのような顔から滲み出る敢闘精神に感動します。思わず、「立つんだ、ジョー」と叫びます。

なお、番外で、「エイリアン」のアッシュも居りますが、デザイン重視の観点から、人間型は除きましょう。 なんせ、「ターミネーター」もスケルトンのデザインを買っているのですから(笑)。

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