ケ・セラ・セラ
最近、綾瀬はるかが出演しているCM、何のCMかは思い出せませんが、ドリス・ディが歌う、主題歌「ケ・セラ・セラ」の曲が耳についてはなれません。この歌は、アルフレッド・ヒッチコックの映画「知りすぎた男」のラストで、ドリス・ディが誘拐された息子に聞かせるために歌ったことで有名です。
この歌の歌詞の意味(インターネットより引用)は、
幼い少女だった頃
私は将来何になるのってママに尋ねた
美しくなる? お金持ちになる?
そうしたらママはこう答えたの
ケ・セラ・セラ
何事もなるようになるのよ
未来のことなど予測できないわ
自然の成り行き次第よ
以下、2番、3番と続きます。確かにCMで使われるほどに本当にいい歌詞です。ドリスディの声も素晴らしい。
この「知りすぎた男」は、ヒッチコックの作品の中では、あまり評価は高くありませんが、再見すると、さすがヒッチと思わせるシーンはたくさんあります。しかし、やはり、現代のドライな風潮からいうと、のんびりしすぎています。子供を誘拐して、殺さずに始末に困ってしまうなどという殺し屋の設定などは、当時でも少し古かったのではないでしょうか。それにしても、この映画は、あのジャン一発のアイディア(有名ネタ)をどうしても映画化したかった、というヒッチコックのわがままのような気がします。
それにしても、ヒッチコックの作品を久々に見ましたら、他の作品も見たくなりました。名作、傑作、佳作、いろいろあります。撮影の裏話などを読みますと、まさに、コンピュータの無い時代の映画づくりの教科書です。機会があれば、ヒッチコック劇場にどうぞ。
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