百鬼夜行
かつて、食玩が流行った頃、日本の動物が主流の中で、妖怪を玩具にしたシリーズがありました。最初に出たのが、「百鬼夜行」です。第一弾は、たった8種類でしたが、彩色済みでない製品もあって、あらかじめ中身がわからない商品でしたので、全種類そろえるのが大変でした。
なかでも、「牛鬼」と「鎌鼬」は出色の出来で、これをゲットするのに、どれだけの投資をしたことでしょう、そして目指す物が出てきたときの喜びは今でも忘れられません(笑)。これは、チョコエッグでも同じでしたが、その後、オークションでフルコンプリートを落札するという禁じ手を使い始めましたので、その感動はもうありません。結果からいうと、そのほうが安く付きます。
どうですか、妖怪の造型は物凄いものがあります。人魚も素晴らしいでしょう。この造型師は、こうしたおどろおどろの造型では第一人者の竹谷隆之氏です。
第2弾は、さらに透明の素材がふんだんに使われ、その手腕がいかんなく発揮されます。写真は、商品に入っていました説明書です。どうぞ、ご覧ください。
ちなみに、中身の実物は、ちいさなケース中で、チョコエッグの爬虫類やウルトラQ等のガシャポン宇宙人と並べて陳列中です。まるで違和感はありません。ケムール人、メフィアラス星人、ダダなど、まさしく現代の妖怪といっても差し支えはありません。このシリーズのほかにも、まだまだ異色の妖怪物がありますが、それはまた別の機会に・・・。
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