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2010年12月23日 (木)

タコ

私はタコが大好きです。食べるのも好きですし、映画に登場する巨大なタコもひいきにしています。

H221221_005 食べるほうは、いまは、鍋の季節です。北海道は稚内の「元祖たこしゃぶ」をご賞味ください。大きな水ダコをスライスして、しゃぶしゃぶです。その味噌味のたれが絶品です。最近、類似のたこしゃぶが出回っていますので、ご注意ください。

しかし、真ダコなどは、生ダコを浅く湯がいて食べるのが最高でしょう。あんまり湯がき過ぎないように注意してください。おっと、忘れていましたが、タコのから揚げもほっぺたが落ちます。いずれも、ぬくぬくのうちに食べることをお勧めします。H22127_016

さて、映画関係では、わが国の怪獣映画に登場した最初の大ダコといえば、私の知る限り、「キングコング対ゴジラ」です。南海の秘島で、キングコングと格闘します。なにしろ、本物の生きているタコを陸上の、やしの木や原住民の小屋のミニチュアセットに放し、撮影しています。本物だけになかなかの迫力です。もっとも、実際にキングコングとからむシーンは、作り物のタコを着ぐるみのキングコングが抱えています。この辺はご愛嬌です。

そして、海外バーションの「フランケンシュタインの怪獣対地底怪獣」のラストに登場します。フランケンシュタインの怪獣を湖底に引き込む、淡水のタコです。これは結構造りこんだ模型です。海外の配給元からの要請で、無理やり、でっち上げたそうです。案外、日本の特撮界のお家芸であり、人気者なのかもしれません。

Photo_4 そして極め付けが、その続編の「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラです。」この映画は、怪獣たちのサイズがゴジラなどより小さいせいか、よりリアルさが増します。巨大タコは、人を喰うガイラが登場する前に、その前座として、嵐の中で、漁船を襲います。船に侵入するタコの腕のリアルなこと。操演の見事さとあいまって、屈指の名シーンになりました。もっとも、この後、すぐにガイラにやられてしまいますが、私からいえば、ガイラも、まずは、この大ダコから喰うべきでしょう。美味しいタコを放置し、余り美味しそうもない、小さな人間をすぐに襲うのは利に合いません。

それにしても、外国映画ではあまり見かけませんな。ディズニー映画「海底二万哩」では、原作のタコがイカに差し替えられ、以降、何故かイカが主役です。実際の自然界では巨大イカのほうが有名ですので、イカになったのでしょうが、私は、深海には、巨大なタコも棲んでいると固く信じています(笑)。

なお、今後、初DVD化される「アトランティス7つの海底都市」には、確か、巨大なタコが登場するはずですので、期待しております。

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