タコ(その2)
先日、巨大タコの登場するB級映画「アトランティス7つの海底都市」がDVD化されました。久しぶりに観て、そのアナログの極みのような、安手の特撮は懐かしいものです。巨大タコは、映画の冒頭とラストに大活躍します。なかなか張りぼてとしては、良く出来ています。なお、この映画には、オコゼの怪獣が登場するのですが、そのユニークな姿から結構人気があります。DVDの表紙の画とは似ても似つかない見世物小屋のような古き良き時代のB級映画です。決して、真剣に見てはいけません(笑)。
また、レイ・ハリーハウゼンの初期の作品「」水爆と深海の怪物」に6本足のタコが登場します。どうやら予算の関係で、8本足をあきらめたようです。ハリーハウゼン流アニメーションの魔法で、2本足が足らないとは思えないほど、よく動きます。当時としては、信じられない映像だったと思います。是非、クラシック作品の傑作という前提で、ご覧ください。
タコは、欧米では、デビルフュッシュとか呼ばれ、食する文化が無いそうですが、その割には、テンタクルズをはじめとするB級、C級映画には、意外に多く登場しています。 その形が恐怖を呼ぶのか、嫌われている証拠なのか、よくわかりません。もっとも、サッカーの試合の結果を予言するタコという催しは、結構人気を博していましたナ。実際のところ、どうなんでしょうね。
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