大石透のサイクロプス
先ほど、やっと、大石透作の「サイクロプス」が完成しました。久しぶりの模型塗装です。なんとか、やっとか、1日がかりです。(早や?)
しかしながら、やはり草創期キットならではの造型の荒さが仇になりました。特に、失われていたツメや歯を造ったりするのは、私の手に余りますし、気泡の埋め立てには手が回りませんでした。
でも、やっぱり、大石透師のデザインは最高です。サイクロプスの一般的な造型は、何故か、腕が細く、指が小さく、レイ・ハリーハウゼンのオリジナルとはなんとも印象が違います。映画をご覧になるとわかりますが、オリジナルは、全体的に無骨で、腕や3本指は異常なほど大きいのです。そのデザインを見事に再現しています。特に、このキット、組み立ててわかりましたが、二本足できちんと自立するのです。そのバランスの良さにも感激します。少々の気泡などは何の欠点にもなりません。塗装技術の未熟さにも、ついでに目をつぶってください。(笑)
ともかく、完成しましたです。ぜひ、大石透のキット・デザインの凄さをご照覧ください。
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