人喰い映画祭
「人喰い映画祭」という、人が怪物などに襲われ食われてしまう映画ばかりをあつめた、変な本が出版されました。
著者は、ゲームデザイナーということですが、こうした映画を「人喰い映画」と称しています。代表的なものは、著者のトラウマでもある「ジョーズ」です。これは、映画的にも大傑作ですので、誰もがご存知のことと思いますが、最近、レンタルシュップなどでは、様々なB級、C級、いやいやZ級まで、こうした類のDVDが次々と現れます。過激なタイトル、度派手な表紙絵、いかにもいんちき臭いオーラをまとっており、この手の映画が好きな私でさえ、余り手に取りません。そのせいか、一部を除いて、まったく内容はわかりません。
こうしたDVDを300本、収録しているといいます。頭が下がります。おかげで、格好のガイドブックになります。ありがたいことです。なんまいだぶ、なんまいだぶ。
ところで、この本に収録されているもので、「ジョーズ」などのA級以外の作品に、見てみたい、見るのに挑戦してみたい、と思うものは、残念ながらありませんでした。ただ、私の見ているものに関して言えば、著者の作品の評価は、おおむね共感が出来ますので、皆さんも、安心してガイドブックとしてご利用ください。(えらそうに言ってすみません。PRです。)
最後に、人が人を喰うのはこの本の対象外となっているようですから、その点でも高い評価をしています。
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