ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲
貴重な休日なのに、なにを思ったのか、映画「ゼブラーマン2」を観て来ました。日頃からどうも体質的に合わない三池監督作品なのですが、前回、「ヤッターマン」ですっかり見直したこともあって、しかも、1作目の「ゼブラーマン」が、一応SF、SFしていたような記憶がありましたので、劇場に足を運びました。
うーん、前半までは、ゼブラー・クイーンの悪道ぶりに感心してました。この女優さん、あんまり知りませんが、CMでみる印象とは違い、スタイルは?と思いましたが、歌や踊りをはじめ悪役を頑張って演じている態度は好感が持てました。ただ、やはり、「ヤッターマン」の深キョンのボケ振りとスタイルの良さは素晴らしいと改めて思いました。
後半は、というより、ストーリーが悲惨です。ゼブラシティやゼブラタイムの設定の云々ではありません。結局、ゼブラ=シマウマに因んだ冗句「シロ、クロつける!!」をネタに話をでっち上げた感がします。そして、オチは、「丸く収めた」ということで、あのドッチボールの姿、というのは、いくらなんでも、観客を舐めすぎデス。あのラストで喝采を送る観客はいないと思います。ましてや、遠心分離機で、悪と善を分ける?合体がセックス?しかも、ストップザエイズのキャンペーン、このSF的な知的センスのなさにも驚きます。酒場のおっさんのジョークをそのまま映画化しています。脚本のクドカンさん、一体どうしたのでしょうか。・・・この映画に対しては、珍しく言いたいゾ、「料金1500円と時間を返せ。」と。
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