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2009年10月11日 (日)

ベムラー

「ベムラー」とは、TV番組「ウルトラマン」の記念すべき第1話に登場する宇宙怪獣の名前です。さすがに、第1話だけあって、ネーミングも立派です。昆虫型の宇宙人の代名詞「ベム」に、「ラ」=等の複数形を足しています(笑)。実際は、怪獣の名前らしく語尾をもじったのでしょうが、なんとも上手いネーミングです。

最近、昭和の怪獣にちなんだDVD等を観たせいもありまして、懐かしさの故か、ビリケン商会から発売されています怪獣キットを購入しました。ちなみに、ビリケン商会から発売されている商品は、どれもキット化に向けての選択のセンスとキットの出来が非常に良く、なかなか目移りがします。ただ、絶版ものも多く、中には、オークションで高値が付いているものもあります。

Img_0001 今回、ベムラーを選んだのは、その昔、少年漫画雑誌で、造型担当の高山良策さんの製作現場が紹介された特集があり、その中で、製作途中であったのが、「ベムラー」だったのです。この時の印象が強烈でした。この記事を、編集者の大伴昌司さんを記念して後年発売された特別編集版の中に発見したのは、うれしかったなあ。本当に懐かしいですねえ(写真参照)。ちなみに、この特別編(3集あります。)を観ますと、名編集者の大伴昌司さんの影響がいかに大きかったかが良くわかります。あのころの特集記事は、映画撮影の裏話や外国B級映画の紹介など、ビジュアルに工夫があって、本当に面白かった。Img_0002

Img また、「バルタン星人はなぜ美しいか」という怪獣デザイン論の解説本の著者によると、ベムラーの造型は、恐竜型のタイプとして、棘棘や細腕などの表現で画期的なデザインであるとのことです。少し大げざな気もしますが、まあ、お気に入りですから、全く異論はありません。

しかし、やはり、塗装は生き物で、難しいものです。ブラウン系の単色と舐めていました。なかなか、色の濃淡が表現できません。塗り重ねていく中で、結局、濃い茶色ずくめになってしまいました。うーん、失敗ですか?。ただ、今更ながらですが、つや消しスプレーは、よく振って使用することがうまくいくこつだと発見しました。Dscn91691 Dscn91711 Dscn91681 Dscn91721 Dscn91701

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