S&W モデル2アーミー
「S&W」とは、Smith &Wessonという、アメリカの銃器メーカーの名前です。この有名なスミス&ウェッソン社が1861年頃に発売した短銃の名が「モデル2 アーミー」なのです。この銃は、これまでのパーカッション式の銃弾ではなく、現在のような薬莢方式の画期的なタイプでした。このような歴史的な名銃のモデルガンが、かつて、モデルガンメーカーのマルシン工業会社から発売されていました。現在は、絶版です。
左の写真がこの銃なのですが、どこぞで観たことはありませんか?そうです、あの黒澤明の名作「用心棒」に登場する卯之助が使用している短銃なのです。仲代達矢扮する卯之助が、ふくろ手でこの銃を構えた姿のかっこ良さは、忘れられません。完璧主義者の黒澤監督が、本物の銃で空砲を使って撮影したという逸話まで残っています。本当の話でしょうか。その真偽は不明ですが、劇中ではなかなかの活躍ぶりです。卯之助のマフラー、着物の裾とともに、名脇役を演じています。
なお、この銃には、実際には、先行発売されたモデル1と、モデル1 1/2が存在するそうですが、ほぼデザインは変わりません。(ひょっとしたら、用心棒に登場する銃も、タイプ1の類かもしれません。真偽のわかる方は、是非教えてください。)この銃のサイズは、案外小さいのです。結局、大柄なアメリカ人の手には小さすぎたのでしょうか、後世の短銃は結構大型化します。一方、仲代達矢の手には丁度の大きさに見えます。実は、この俳優さんは、映画では長身に写っていますが、それほど大きな方ではありません。頭身のバランスが良いのでスクリーンでは大きく写るのでしょう。一度、池袋でお見かけし、握手してもらった経験がありますので、自信をもって断言できます。どちらかというと、モデルのようなほっそりとした体つきです。
また、私がモデルガンを持つほど、この銃にこだわるのは、時代劇に登場できる連発短銃としては、幕末時期までの最新型だからです。通常の時代劇では、西部劇に出て来る大型シリンダーをもつ連発銃が平気で使われているのですが、幕末には、まだそういった銃は製造されていませんので、時代考証的にはまったくあり得ないことなのです。西部劇においても、三流のひどいものになると、南北戦争時代において、そういった銃が登場します。特に、マカロニウエスタンにはよくあるようですが、アメリカ人にとっては、国定忠治がマシンガンを持って暴れ回るような話だと、故淀川さんが何かの評論で書いていたのを思い出します。(ホントか?)
ところで、この銃は、もう一つ、坂本龍馬が持っていた銃としても有名です。来年は、NHKの大河ドラマで「龍馬伝」が始まります。これを機会に、かつて、一度発売されたことがあるという幻の「モデルガンでない銃=ダミーカート方式のディスプレイモデル」の復刻版が再発売されることを期待しています。(発売元は、ブレインズ・レプリカ社とのことです。)
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投稿: 小物商店 | 2019年9月17日 (火) 22時06分