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2009年6月 7日 (日)

ターミネーター4

Img 「ターミネター4」は傑作です。一番の功績は、シナリオなのでしょう。設定を現代から未来に移し、これまでのシリーズから脱却しています。その上で、前3作の流れをしっかりと土台においている姿勢は好感さえ覚えます。考えてみれば、三作目の行き詰まり(個人的には結構好きです。)から言えば、当然の選択なのかも知れませんが、この未来社会の荒涼とした風景がなかなか良くできています。画面の彩度を極端に落とし、まるでモノクロ映画のような迫力を生み出しています。

それにしても、主人公「ジョン・コナー」を演じるのが、「バッドマン・ビギンズ」のバットマン役者とは驚きです。映画の中では、余り気にはならなかったのですが、よく考えると「アラカン」が「退屈男」を演じるような気がして、なにか笑えます。もっとも、この役者が出演すると、何故か、「バットマン」が「ダークナイト」に転じたように、ユーモアのかけらもない、コテコテのハード・バイオレンス・アクションに変わります。この「ターミネーター4」も、ある一場面を除いて、これまでのシリーズのイメージとは全く違う、笑いのない、ハードなSF映画になっています。それはそれで別の魅力を作り上げており、大変結構だと思います。どうやら役者が真面目すぎるのでしょうかねえ。(笑)

登場するマシンは、これまでのシリーズの世界をきちんと踏襲し、T-600とか、T-700とか、アーノルド・シュワルツネッガーが演じたT-800型以前のロボットが多数登場するのもうれしい限りです。そして、空飛ぶハンターキラー、さらには、25メートルあるという巨大ロボットなどとの戦いもよく映像化しています。極めつけは、あっと驚くスペシャルゲスト(多分、CGでしょう。)です。このサービス精神には感嘆し、久しぶりに堪能しました。(映画で驚いてください。)あと、好みで言えば、1作目から登場していますキャタピラのあるタンクのようなマシンが姿をみせなかったことが残念です。

今回の儲け役は、人間が機械化された、一種のサイボーグでしょう。登場シーンは、やはり裸で、泥を全身に被っているなど、これまでのお約束を捻った形で踏襲しており、思わずにやりとします。しかし、機械化が判明した時点での人間達の反応の描写は凄いですねえ。当然の展開とはいえ、ジョン・コナー役も敵役に見えました。もっとも、その割には、最後の締めは納得出来ませんな。(笑)

ともかく、久々に、SFアクション映画を堪能しました。皆さんも是非ご覧ください。

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