木の精霊
映画「シンドバットの黄金の航海」に登場する船首女神のレジンキットが完成しました。
このキットは、木製の女神像であることの雰囲気に注意して塗装しました。ベースの色は、ダークアースの濃淡を用い、最後に、エナメルのクロの墨流しで仕上げました。
苦労しましたのは、左手に持つ銛です。碇状の3本のハリは、0.3ミリの真鍮棒を曲げて作製しました。さらに、先端に、楊枝の先を注意深く取り付けました。我ながらうまく取り付けたと感心しています(笑)。さらに、取っ手のお尻には、女房殿からいただいた、アクセサリ-の組み立て部品(?)である環(輪)を流用しました。そして、右手には、地図の代わりに文庫のカバー紙を丸めて持たせました。この地図は、少し手抜きですが、結構それなりに見えます。さて、今回のキット完成の出来は、いかがでしょうか。
ところで、このキットの箱には、「ウッディ・サイレン」という名前が付いています。直訳すれば、「木の精霊」とでも呼ぶのでしょうか。実は、船首女神という呼び名も、DVDの宣伝文句から引用しただけですので、正直、この木像の女神の正式名称を知りません。今度、機会があれば、調べてみることにします。
最後に、サイレンの後姿もどうぞ。映画の中では、船の本体からわが身を引き剥いだため、頭頂部や背中は、木材の裂け、割れなどが痛々しい状態となっています。塗装も、あまり大げさにならないように気をつけながら、少しオレンジ色をくわえています。わかるかなあ?
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