デイー・ウォーズ
英語で「D-WARS」と書いて、邦題が「デイー・ウォーズ」という映画のDVDを見ました。Dの意味は、ドラゴンの頭文字です。つまり、「ドラゴンの戦い」ともいうものです。実は、この映画は、韓国映画界がハリウッドに進出して作った記念すべき映画なのです。そんな映画が、いわば怪獣映画というのがなんとなく面白い。しかも、メイキングを見ると、SFXは韓国で作っているのですが、実は、自らもそんなに得意でないと言っているのも笑えます。ただ、模型セットづくりなどには、瓦を、材料に凝りながら、一枚一枚焼いているのには好感が持てます。もっとも、CGシーンは、はっきり言ってすこしお安い感じです。
内容は、良い大蛇と悪い大蛇が、龍になって天上に昇ることをめざし、玉となる少女を得ようとして争うというものです。しかも、数百年前の韓国の女が現代のアメリカに転生したという設定で、悪の大蛇がロスアンゼルスの街中で大暴れするのです。ちょっと無理がありますか?
大蛇の姿は、ゴツゴツしたコブラのような形で、物凄いスピードで道路などを進みます。まるで、第1作目の「アナコンダ」並みのCG水準で、重みもなく、動きもどこかヘンです。まあ、今回は、大目に見ましょう。なお、手下の鎧騎士や空飛ぶ蛇、サイのような重量級の怪物たちのデザインも、なんかどこかで見たような感じです。空飛ぶ蛇など、「ロード・オブ・ザ・リング」のフェルビーストにそっくりです。
この映画の取り得は、映画の映像に、初めて、東洋の龍の姿を描いたところでしょう。意外に、伝統的な龍は出てきませんな。しいて言えば、「海底軍艦」のマンダでしょうか。鹿の角、どじょう髭、胴長短足、まさしく東洋の龍です。もっとも、その動きは、うなぎのようにくねくねしており、CG技術の拙さ、あるいは資金力のせいか?と疑いたくなるほどの出来です。
まあ、気楽に怪獣映画を楽しんでくださいというモノでしょう。しかし、ラストが少し気に入りません。結局、いけにえだったのですね?
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