カーロフ版フランケンシュタイン
ボリス・カーロフが演じた初代フランケンシュタインの怪物のレジンキットの塗装が完成しました。少し、というか、ずいぶん健康的な肌合いになりました。映像の中のモンスターの凄みや不気味さがなかなか表現できません。どうも、陰影の表現に押しの強さが無いのです。失敗を恐れてか、色彩の濃淡の幅が少なく、淡白なのでしょう。もう少し大胆にしなければなりません。反省です。次は頑張りましょう。
ところで、映画はモノクロなので、怪物の肌の色はよくわかりません。何故か、一般的なオモチャなどは、緑色で塗られています。ひょっとしたら、そんな設定かも知れません。しかし、緑色だとどうも感じが出ないのです。本来は、死体のツギハギなのですから、死人の青ざめた色が適当だろうと、かつて、ホライゾン製のソフビをそのように塗装したことがあります。
次の写真をご覧ください。 しかし、効果はもう一つです。やはり、肌色の少し土色系がもっとも似合うようです。そして、目の下のクマ等を強烈に表現するのがよいのでしょう。
最後の写真は、ビリケン製のキットを塗装した物です。塗りは荒いですが、土色系で感じは出ています。いかがでしょうか。
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