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2008年9月13日 (土)

ウォンテッド 

アンジェリーナ・ジョリー主演の「ウォンテッド」には、大きな期待をしていました。劇場の予告編では、CGを駆使した荒唐無稽な大活劇が繰り広げられています。弾丸の軌道を自在に曲げたり、相手の弾丸を打ち落としたり、ととんでもないアクションの数々です。カーアクションも過激です。でも、私などの年齢(オッサンです。)には許容の範囲、限度があります。似たような映画「マトリックス」などは、架空世界の出来事というきちんとした約束事がありました。(もちろん、第1作だけですが・・。)

 しかし、この映画はリアルな世界という設定にもかかわらず、本編では、さらに現実離れの空想的なアクションや設定がエスカレートしており、蝿の羽だけを弾丸で撃ち飛ばしたり(宮本武蔵よりも凄い)、列車の無駄な大げさな転落事故、そして、すぐに傷を治癒させる奇跡の風呂、極めつけは、運命の機織り機などは、唖然として眺めているだけでした。

 肝心のストーリーも、どんでん返しというか、情けないというか、頭を抱えます。アンジェリーナ・ジョリーが可愛そう。名優と言われ続けるフリーマンもなんでもかんでも出過ぎです。(バットマンだけでも十分。・・・ホントに名優?)もっと役を選んで欲しいものです。

 いやあ、期待が大きすぎたのかもしれませんが、これが最大のヒット作というのは宣伝口でしょうネ。今回は、パンフレットを購入しておりません。それが私の評価です。

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