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2008年9月20日 (土)

ハリウッド史劇

 かつて、ハリウッドでは、ローマ帝国や聖書を題材にした史劇の大作をつくっていました。歴史物ゆえにセットや衣装などが大量に必要な上に、スペクタクルなシーンもあり、エキストラなどの製作費が膨大にかかっていました。代表的な作品は、「ベン・ハー」、「十戒」などが有名です。いずれも、主演はチャールトン・ヘストンで、現代劇に似合わない役者が存在感を示しています。それにしても、実際に作った巨大なセットや無数のエキストラには感動します。特にベン・ハーのガレー船の漕ぎ手シーン、戦車のレースの迫力は、とんでもないものがあります。CGなどなかった時代の迫力です。Img_0009Img_0010 一度、機会を見つけて、大画面でご覧ください。CGの絵作りとの違い、アナログの重みを味わってください。

もっとも、その製作費の巨額さから、一時は、製作に二の足が踏まれていましたが、最近は、CG技術の進歩から、かなり史劇が増えてきました。「Img_0011 グラディエーター」ぐらいが流行はじめでしょうか。この映画は、ローマ帝国の将軍が、奴隷におとされ、剣闘士として頭角をあらわし、皇帝と対決するというかなり空想的なストーリーなのですが、CGをつかったセットや戦闘シーンが素晴らしい見ものになっています。ともかく、競技場で、主人公達が戦車軍と戦い、不利を跳ね返し、勝利を勝ち取るシーンは、快感を覚えました。ベンハーの興奮が甦りました。なかなか出来の良い活劇になっています。       

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