USゴジラ(その2)
USゴジラ、つまりハリウッド製ゴジラの話題をひとつ。なんとも本家ゴジラのファンには、悪評が高いのですが、その理由は、なんとなくわかるような気がします。何しろ、ミサイルで死ぬし、デザインが悪すぎます。人間の体型にイグアナの顔。小さな目に大きな口と乱杭歯。魚ばかり食べています。日本人を馬鹿にしているのか、などと勘ぐったりします。
しかし、この映画は、初めて、日本の大怪獣をフルCGでみせた最初の映画です。そういう意味では歴史的価値があるのではないでしょうか。海から出て来る最初の登場シーンである水面の盛り上がり、地響きによる車の振動、摩天楼の間から出現し、ビルの谷間を移動する場面など、イマジネーションを駆使した素晴らしいシーンです。
ただ、その後がいけない。夜間シーンばかりで、日本の後年の昭和ゴジラ映画に見られる青空の下の能天気な明るさがありません。ここがいけません。ついでに言えば、平成ゴジラ映画も駄目なのです。
ということで、最近というか、しばらく前に入手したUSゴジラの完成品フィギュアをご覧ください。多分、海洋堂製です。高さは、23cmぐらいです。良くできていますので、つい買ってしまいました。
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