インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
お待ちかねの「インディ・ジョーンズ」シリーズ第4弾、「クリスタル・スカルの王国」を観て来ました。やはり、スピルバーグ印は、安心して楽しめます。ハリソン・フォードは年をかなり食いましたが、よく頑張っています。コメディ(笑)とサスペンス(緊張)のブレンドの妙はさすがです。テンポもよいし、スケールもデカイ。 また、アクションシーンなどは、前三作の見せ場をうまくスケールアップしています。第一作のラストの倉庫から物語が始まり、トラック・アクションは、ジャングルの中で第二作のトロッコシーンを加えたようなド派手なものになり、渓谷の墜落シーンもこれでもかと繰り返され、第三作の戦車バトルは、ジャングル・カッターという架空の車に変身します。また、蛇や虫、ネズミなどのお約束の気味悪い生物も大軍で出ます。遺跡の罠も仕掛けも立派です。なお、架空の装甲車「ジャングル・カッター」のメカは必見です。是非、ご覧ください。
そして、今回のクリスタル・スカルの正体は、やはり、スピルバーグゆかりのものでした。ほんとに好きですねえ。
残念だったのは、ショーン・コネリーです。あんな出演方法は、もったいない。
総体的には、大変良かった。ただし、あの実験場のシーンだけは納得できません。設定は面白いが、あまりにも荒唐無稽です。冷蔵庫だけでは生き残れません。すこし、遊びが過ぎました。アメリカ人の無神経さがなんとなく鼻につき、その場面は、一瞬気持ちが冷えました。残念でした。
その意味では、劇場の予告編で見た「ハムナプトラ3」に期待します。秦の始皇帝のミイラ軍団が甦って・・・・。ジェエット・リー、ミッシュル・ヨーの出演です。アクションとCGに大いに期待します。一瞬ですが、三頭の竜の姿も出ました。いや、スピルバーグではないのですから、期待しすぎて後でその出来栄えに後悔することが多々ありますので、用心しながら、8月を楽しみに待ちましょう。
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