ALWAYS 続・三丁目の夕日.
本日封切の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見てきました。ただ、前作の続き、竜之介と小雪を見たいとの気持ちで、何の予備知識も持たず、映画館に足を運びました。(調べてから映画に行けよと言った人もいますが、とんでもない話です。感動をみすみす捨てるようなものです。)冒頭、あっと驚くシーンが飛び出し、椅子から飛び上がるほど喜んだと同時に、改めて山崎監督のうまさに唸りました。さすがに、私のヒイキの若手監督です。やることが素晴らしい。センスも良い。
未見の方は、ここからは読まないでください。映画を見ての感動が半減します。じつは、戦後日本が生んだ世界的な大スターが鳴り物入りで登場するのです。しかもCG製です。個人的に、長年待ち焦がれたCG製です。こういう形で登場とは意表をつかれました。写真のパンフレット(700円)を読むと、東宝内には反対もあった由。山崎監督の熱意が、旧態依然の伝統主義を打ち破り、大スターの登場を実現させたのです。デザインも、平成シリーズの子供のオモチャのようなものではなく、大人の落ち着きと生きている感じがよく出ています。家屋の破壊シーンはド迫力であり、のどをはじめ体の筋肉や体表もしっかり動いています。これです、この生物感が見たかったのです。下から見上げた目線も良いですねえ。これを全編二時間見たいものです。東宝の方、復活の際は、新しい発想や手法でお願いします。どうせなら、山崎監督に撮影をお願いすべきです。さて、何を指しているかは、映画を是非ご覧になって確認してください。
この冒頭のシーン以外でも、この続編は、総じて前作より出来がよいのです。CG技術もすっかり落ち着いたような気がして、安心して見ることができました。前作には、少しながらCG感がありましたが、今回は、現実のリアルな姿とマッチして、全く違和感はありません。それどころか、実際の絵以上に爽快感を与えます。高速道路のない日本橋、低い家並みと東京タワー、そして一番感激したのは羽田空港です。送迎デッキも良いが、低空を飛ぶ飛行機の映像が良い味を出します。ともかく、風景画が一分の隙もなく決まっています。懐かしの日本をご覧ください。
なにより、この映画、ストーリーが良い。俳優も上手い。すべてが芳醇にマッチし、前作よりも素直に感動します。映画のラスト近くになって、もう終わるのか、と寂しい気持ちを味わったのは、久しぶりでした。映画が終わって、2時間40分という上映時間(知らなかった)にも驚きましたが、全く長く感じませんでしたし、このところストレス気味の気持ちも和らぎました。いやあ、映画館に出掛けてホントによかった。皆さんも、是非、映画館でご覧ください。
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コメント
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たかとんびさん、こんにちは。
『寄生獣』もヒットだとかで、今を時めく山崎監督ですが、近年の作品は今ひとつ感心しないせいか、この当時の作品を思い起こしたりします。
人間、えらくなるとどうも勝手がおかしくなるようです。『ジュブナイル』の監督がドラえもんをこんなにしちゃうのかとがっかりした近作に比し、本作は、出来うんぬん以前に、非常に好感のもてる作品だった覚えがあります。
過日の拙サイトの更新で、いつもの直リンクに拝借したので、報告とお礼に参上した次第です。どうもありがとうございました。
投稿: ヤマ | 2015年2月22日 (日) 09時54分