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2007年10月 8日 (月)

ウェスタン

マカロニ・ウェスタンに関連してもう一話。セルジオ・レオーネ監督は、その後、本場アメリカで西部劇を製作しています。しかも、チャールズ・ブロンソンを主演に据え、なんとヘンリー・フォンダを冷血非道の悪役に迎えているのです。Img_0007 題名は「ウェスタン」。原題は「昔々、西部で」というのは、いかにも欧米風の題名でもっとおしゃれな感じですなあ。冒頭の延々と続く待ち伏せ(やぶにらみの脇役イーライ・ウォラックがうれしい。・・さしずめ切られ役福本某のよう。)、決闘の長い間合い、極端なクローズアップとロング、マカロニ独特の構図が決まっています。そして、ロングコートを羽織った敵役フォンダの登場です。その冷酷非道ぶりが板についてます。

もっとも、フォンダといえば、アメリカの名優です。Img_0008 西部劇も名作「荒野の決闘」 の素朴なワイアット・アープ。この映画は名画です。ともかくフォンダがめちゃくちゃ良い。「イッツ、ミー」や「私はクレメンタインという名が好きです。」の台詞、そしてあの足長おじさんのような迷ダンス。青い空(すみません、モノクロですが(笑))と白い雲、西部という雰囲気が良く出ています。あの懐かしい音楽もピッタリです。最後にクレメンタインにキスをしたかどうかという先輩方の論争は今は昔の話です。VHSやDVDで簡単に結論が出ます。もっとも違うバージョンが存在すれば別の話になりますが・・。(なお、結論は、しっかりキスしています。笑)私は、「駅馬車」よりずっと好みです。一度ご覧ください。

Img_0011  そのほかにも、「胸に輝く星」の正義の保安官役や、現代劇でも「十二人の怒れる男たち」の誠実な男・・・Img_0012 これは、三谷幸喜の十二人の優しい日本人」の翻案喜劇も傑作。「ジンジャエール」の台詞が忘れられない。未見の方は是非ご覧ください。・・・などを演じてきました。 

 一方で、敵役としても、鮮烈な印象を持つ映画があります。「ワーロック」です。Img_0009 西部の小さな町を牛耳る早撃ちの保安官です。銀の柄の二丁拳銃。「オ~、ボーイ」と首を左右に振って、撃ち殺すシーンなど悪の魅力が満ち溢れています。淀川長冶氏による(著書)と、「本人もこの役は満更でもなかったようです。」ちなみに、まだ、DVDは発売されていません。写真は、VHSです。

話を元に戻しますと、「ウエスタン」でも、フォンダは、このワーロックの再現で、早撃ちや冷血非道振りなど名演を見せてくれます。一方、主演のブロンソンは、やたら思わせぶりで損な役回りでしたが、俳優の格ということもあるので、やむを得ませんでしょうね。

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