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2007年8月 6日 (月)

デジャヴ

映画「デジャヴ」をDVDのレンタルで視聴しました。事前に、ほとんどなにも知らず、デイゼル・ワシントンの刑事ものとばかり、思い込んでいました。ドキュメンタリー風のタッチで始まり、遊覧船の爆破テロの犯人を追う冒頭までは、確かに、リアルな刑事ものでしたが・・・。しかし、犯人捜査に衛星を使った監視装置システムが登場するあたりから、やや雲行きが怪しくなって、わたくし的には、わくわくなっているうちに、ついにタイムマシンの正体が現れます。こういうSF映画の創り方もあったのかと、感心します。

ところで、この映画については、絶対に宣伝方法を誤っています。はじめからSF映画と銘打っておれば、もっとヒットしたのではないでしょうか。(私が知らないだけで、ヒットしたのかもしれませんが・・・。笑)

とはいうものの、この映画のタイムパラドックスは、正しいのでしょうか。タイムトラベル物といえば、傑作「バックトウザフューチャー」がありますが、あの映画で、タイムトラベラーの過去の行動により、未来が違う世界になってしまう、さらには本人すら消滅するという法則は、それなりに説得力がありました。たった1羽の蝶の死亡で、未来社会が激変するという「サウンドオブサンダー」という映画さえありました。(この映画自体は駄作ですが、原作は有名です。)今回の映画の法則は、いわば「時間の流れの支流は消滅する」し、「宿命」は結局は変わらない、という整理のようです。しかし、あのラストには論理矛盾ありませんでしょうか?実は、よくわかりません。どなたかに、解説をお願いしたいものです。まあ、同じ人間が同時には存在しないという大原則は貫かれてはいますが・・・。

ともあれ、大変、楽しめました。DVDを買おうかな。

<追記 >Img つい、買ってしまいました。

あのラストには「そりゃ、ないよ。」との声もありますが、やはり、美形の女優と途中のドキドキ感は、捨てがたいものです。

どっちにしても、「現在から過去へのタイムトラベルには、論理矛盾が必然である。その点、ターミネーター(未来から現在へ)は素晴らしい。」とのご意見を先輩からいただきました。そういえば、「イルマーレ」も変?まあ、余り考えすぎないことにしましょう。

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