タイムマシン
HGウエルズ原作の有名なSF小説「タイムマシン」を映画化した「タイムマシン」は、SF映画の古典として有名です。特に、主役の時間旅行機械=タイムマシンは、そのユニークなデザインで人気があります。いかにも、19世紀製という雰囲気が漂うクラシックマシンです。特殊撮影自体は、コマ撮り手法など、ほほえましいものです。さらに、家畜化した未来人と人食いと化した地底人「モーロック」の登場です。このモーロックのデザインも秀逸です。プラチナブロンドの頭髪や肩毛と緑色の醜い容貌や半裸の肥満体。目が夜間の野生動物のように光っています。おぞましくも、作者の意図を的確に伝えるデザインです。しかも、地下世界に、何頭も登場しますが、比較的コスチューム代がかかりそうもない(笑)ので、映画の製作経費面でも貢献したものではないでしょうか。今回、ジオメトリック社のレジンバストキットを完成させましたので、ご覧ください。
なお、最近、「タイムマシン」がリメイクされましたが、稀代の失敗作とかいう評判も高く、まだ未見のままです。
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