大アマゾンの半魚人(その3)
三度目の「大アマゾンの半魚人」の話です。今回は、ホライゾン社のレジン製キットが完成しましたので、そのお披露目です。これで、半魚人は、自分で作ったガレキだけで、5体目です。完成品ガレキは、外に数体、あります。私もホントに好きです。(他の作品等は、2006.8.6のブログ「大アマゾンの半魚人(その2)」をご覧ください。)それにしても、いかに、この半魚人のデザインが優れているか、ということをつくづく思います。
さて、今回挑戦したのは、理由がありました。
実は、あるサイトに、ビリケンの半魚人の素晴らしい作品が掲載されていました。(残念ながら、何処のサイトだったか、失念しました。誰か心当たりある方は、是非教えてください。) 黒の背景の中に浮かび上がる、金色に光る鱗やボディラインは、まるで「谷崎潤一郎」の世界のような、素晴らしい写真でした。一方、素人で独学の私には、どのようにしたら、こんな塗装ができるのか、不思議でなりませんでした。が、ある日、突然、その技法を思いついたのです。簡単なことでした。それを試してみたのです。もちろん、そのサイトの作品には、本当は、もっと高度な技が駆使されているとは思いますが、まあ、感じは似てきました。ご覧あれ。
映画はモノクロですので、実際の色には諸説あることは、以前にもお話しましたが、映像を見る限り、銀色に光り輝いて見えます。私のお気に入りの主演女優(ジュリア・アダムス)が、DVDのメイキングで証言したのは、「淡いグリーン」でした。ただ、当時の撮影技術では、暗い水中撮影には、やはり、反射する銀色だったのではないかと推測します。それに、証言のグリーン系を加えると、あーっら不思議、写真のような色彩になりました。1年弱前の作品と比較すると、なかなか良くなりました。今の時点での私の究極のモデルです。これで、しばらく、半魚人とはお別れです。
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