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2007年3月 7日 (水)

ベム(BEM)

ベム(BEM)とは、Bug Eyed Monsterの略語であり、直訳すれば、「昆虫の目を持った怪物」であり、スペースオペラの作品では、通常、「大目玉の怪物」と訳されています。初期のSFのパルプマガジンなどの表紙に、美女を襲う姿で登場していました。(Big Eyed・・ともいうようです。)

 映画の世界では、やはり「宇宙水爆戦」に登場する「メタルーナ・ミュータント」が、いかにもベムのイメージにぴったりです。この映画とベムは、以前にも記事として取り上げましたが、私のご贔屓の怪物ですので、いくつかのフュギュアを所有しているにもかかわらず、性懲りもなく、またまた製作してしまいました。

Dscn6351_2 Dscn70731 今回製作したのは、ジオメトリック社のレジン製のバストキットです。この「メタルーナ・ミュータント」は、昆虫の目玉、露出した巨大な脳みそ、体表を這う血管、四肢も昆虫の節と衣服が融合したユニークな姿で、ベムの条件をすべて満たしており、一度、見たら忘れられません。しかし、その体色たるや、メタリックに輝く青色の体表に、真っ赤な血管が絡みついている、大変どぎついものです。キットを塗装するには、なんとも難しく、やっかいなものです。一つ間違えると、完全なおもちゃのようなモデルになってしまいます。今回は、銀色に光る青色と彩度を落した赤色を工夫しました。塗るべき血管も多く、製作日数も予想以上にかかってしまい、作り手の血管が切れそうでした。完成したものは、写真のとおりですが、出来はいかがでしょうか。なお、オマケに、違う角度の写真も添付します。Dscn70711 Dscn70771 Dscn7070                 

映画のほうも、ご覧ください。レトロな感じがなんとも楽しいです。

ところで、SFアートの世界では、エド・カーティアの描いた「星間生物園」の異星生物のイラストが白眉です。この見事なイラストをどこかで立体化して発売してくれないかなあ。多数の地球外生物のイラストは、ため息をつくほど素晴らしいものです。私が最も好きなベム達のイラストです。まだ、ご存じない方は、野田昌宏の「図説 異星人」(河出書房新社)を是非ご覧ください。「SFは、絵だねえ」という帯のキャッチフレーズは、そのとおりです。付け加えるなら、「モンスターも、デザインだねえ」と。

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コメント

いつも楽しく拝見しています。
嗜好が似ているのか、取り上げられる映画は自分も興味をもっているものが多く、もちろん未見のものも多いのですが、なるほどと感心しながら毎回読ませていただいています。私もドラキュラもの、大好き?です。ハイランダーも懐かしいです。(マイクヒルが原型を製作したキットがネット・オークションに出たことがあり、これを入手しようかどうか、だいぶ迷いました。)
ところで、メタルナ・ミュータントのバスト、素晴らしい仕上がりですね。バストはあまり好きではないのですが、これは完成度が高いキットのようですし、何より塗装が素晴らしく、キットが活きていますね。初めて、すんなり納得できるメタルナを見た気がします。これぞメタルナ・ミュータント!という印象です。

シゲチュウざえもん様、過分なるお褒めの言葉をいただいて、ありがとうございます。私なりに工夫もしましたが、まだまだ未熟で、写真は、自然光の偶然の効果で、粗が見えないのが幸しております。実は、私も、かつてバストモデルは余り好きではありませんでした。ただ、私の塗装第一号が、サイクロプスのバストモデルです。塗装の練習台として、そして全身モデルと比較して、顔のサイズは塗りやすく、フルサイズは、コンパクトで扱いやすく、最近凝っています。ただ、問題なのが、キットが入手困難なのです。絶版で、中古も高額で・・・。

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