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2007年2月10日 (土)

コンスタンティン

Dscn6666 キアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」は、キリスト教社会の永遠のテーマ、神と悪魔のお話です。この映画の設定は、この世のすぐ隣に天国と地獄が存在しており、その間を往来できるエージェントが、悪魔祓いをするというものです。頭の上半分(つまり脳の部分)がない地獄の悪鬼の姿など、あまり感心できる造型ではありません。地獄の風景もただただ赤くて、ぼやけて良く見えません。ともかく観客にとって、良く見えないというのは致命的です。よくある火星をテーマにした三流映画なども同じ轍を踏んでいます。また、肝心のストーリーも、門外漢のせいか、あまり意味が良くわかりません。

今回、この映画を取り上げた理由は、ティルダ・スィントン扮する大天使ガブリエルが素晴らしかったからです。「天使」というと、無垢の清らかなる存在というイメージですが、この映画では、神の道を逸脱し、自らの正義のためには手段を選ばないという役どころです。善というもの、正義というものの恐ろしさ、禍々しさを良く現しています。なによりも、この女優のとりすました容貌・容姿などがまさに適役で、人間を見下した態度や台詞など、その天使(?)の魅力には、すっかり酔ってしまいました。人でないという意味からモンスターという敬称を捧げたいぐらいです。どうやら、この女優さんは、この映画のせいでしょうか、少年少女映画「ナルニア王国」でも、悪い女王役を演じていますので、今後の女優生命が少し心配されます。まあ、あちらでもそれだけ魅力的だと評価され、オファーがあったのでしょうから、杞憂であればよいのですが・・・。

なお、そのほかでは、素足のサタンも頑張っていました。しかし、宗教にはとんと無関心な私達も、手を変え品換え、繰り返し映画化される神と悪魔の物語は深い部分は理解できませんが、結構興味深く思えるのは何故でしょう。どなたか、深層心理をご教示くださればありがたいです。

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