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2007年2月11日 (日)

人類SOS

Dscn6989 人は皆、幼い頃、トラウマとなった映画があるのではないでしょうか。私の場合、この「人類SOS」と新東宝の「地獄」でした。しかも、映画を見てからではなく、映画の宣伝の立て看板の絵でトラウマとなったのです。(最初の写真は、DVDの表紙)

 まず、「地獄」の立て看板は、出演者達の写真の背景に、いわゆる地獄絵が描かれており、針の山や血の池、巨大な石臼で、多数の罪人が、赤鬼や青鬼に責められているのです。子供というものは、細かなことに気がつくものです。私は、その背景に小さく書かれた、様々な責め苦の場面を見つけてしまったのです。そして、恐怖の余り、その立て看板の場所に行くのはもちろん、その前を通るのでさえ、嫌でたまらなくなったことを覚えています。もちろん、親にも言わなかったので、看板のある場所では、ぎごちない行動を取る私を、さぞや親も不思議に思っていたことでしょう。ところが、後年、ビデオでこのトラウマ映画を見たのですが、怖いどころか、お説教くさい因果応報話で、拍子抜けしました。セットも地獄絵図のイメージとは全く違うチンケなものです。結局、羊頭狗肉の宣伝看板の絵にだまされ、自らの無知と妄想で掘った墓穴だったのです。

 しかし、昔の浮世絵や無残絵は、子供には少しキツイのではないかなあ。写真や絵なんかも、映画と同様にR-12とか、必要じゃないのでしょうか。特に、最近は、インターネットなんかも心配です。Dscn6353_1

前振りが長くなりましたが、この「人類SOS」も看板の絵に恐怖したのです。左の写真のビデオの表紙と同じ絵が、ポスターに使われており、そのどこが怖かったのか?と言われても、実は判然としないのですが、トリフィドという人食い植物の話と聞いて、食べられた人間がトリフィドの幹や根の部分にどろどろに溶けて張り付いているように見えたのです。当然、映画館へ入ることなどできず、ダダをこねたのでした。結局、後年になって、テレビ放映で見ました(笑)。しかし、何より、正体を自分の目で確かめることが重要です。現実を見れば、想像とのギャップが判り、トラウマを克服することができます。私の場合、この種のSF映画が大好きになってしまいました。どうやら、人間の心理は、感情の起伏が大きいと言う点で、トラウマと後年の嗜好は、裏表の関係で結局つながっているのではないでしょうか。(全く、根拠ありません。)

映画の内容は、肝心なトリフィドの造型が看板の絵と全く異なるチープなものであるものの、無数に集まるシーンや当時にしては、結構人間のエゴを描いているパニックシーンもあり、なかなか捨てがたいものがあります。とはいっても、私にとっては、内容よりも、ともかく、この映画は、忘れられないものなのです。

ちなみに、私の子供のトラウマ映画は、どうやら「学校の怪談」の看板と「新モスラ」の音響と、インディジョーンズ2の「猿の頭」のようです。私と嗜好が同じになるか、これからに期待しています。

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