ミミック
前回紹介した「レリック」と同じ時期に公開され、話題となっていたのが、「ミミック」です。最近の洋画配給会社は、どうして、こんな訳のわからないカタカナの題名をつけるのでしょうか。担当者の質の低下でしょうか。かつての配給会社の宣伝マンの姿勢を見習ってほしいものです。洋画の転落も実はこんなところに原因があったりして。というのも、カタカナでは、意味がわからないと映画名を覚えられないのです。(笑)
さて、この映画は、新種の昆虫を開発した結果、その昆虫が独自の進化を遂げ、人間大のモンスターになって襲い掛かるというストーリーです。しかも、当然のことながら、地下構内で独自の社会まで形成しているのです。
当時流行のデザイナーのタイトルバックからの導入、新種の昆虫名「ユダの血統」(どうしてこんな名前なのか?)、進化途中の巨大な昆虫、迷路の中の巣、そして、コートを着た人間にカモフラージュできるまで変化した最終形の姿。地下構内での集団攻撃シーン等々。
ユニークな発想や変わった道具立て、昆虫の生態への考察など、なかなか面白く、また、舞台がアメリカの地下鉄構内では、実際に(犯人=昆虫は別にして)犯罪自体は起こりそうな雰囲気やリアリティが感じられました。続編もできたようですから、世間でも、それなりの評価はあるのでしょう。人間への擬似シーンは、思わず、笑いながらも、納得します。
SF映画の佳作、小品です。DVDを見ても損はしません。続編は、見ていませんので、あしからず。
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