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2007年1月 8日 (月)

高山良策の世界

皆さんは、「高山良策」という人をご存知でしょうか。どっかで聞いたことがあると思います。そう、ウルトラ怪獣の着ぐるみを作った人です。今回、その高山氏の生前の功績を集めたDVD「怪獣のあけぼの(前・後編)」を視聴しました。いやあ、世の中には、奇特な方がいらっしゃいます。高山氏の現存する造型のかけらを考古学的に検証しながら、遺産を復元し、記録しようというのですから、頭が下がります。頑張ってほしいものです。なんといっても、成田亨の奇抜なデザインに命を吹き込み、生き生きとした生物感のある怪獣を生み出したのは、まさに、高山良策氏の偉大な功績です。

 200586_0091 さて、私もウルトラQや初代ウルトラマンの時代を生きたものですが、残念ながら、事情があって、リアルタイムでTVを見ておりません。わずかな雑誌のグラビア写真で想像をたくましくしたものです。特に、DVDでも話が出ましたが、ウルトラQの「ペギラ」は、それまでのゴジラを代表する怪獣のイメージを一新しました。象のような皮膚感、飛べない羽、曲がった角や牙、海豹のような哺乳類的な顔とひげ、そして、眠るような目。少年誌の表紙に少年と並んで立っている写真は真に衝撃でした。あと、高山氏は、「ガラモン」や「ケムール人」、「ベムラー」、「レッドキング」等々を製作しており、映画でも「大魔神」や「バルゴン」などにも携わっていました。200511131_008_1 Dscn65941いずれも、無駄のない、命が吹き込まれた生き物です。

高山氏の造型力は一桁違います。その証拠に、その後、製作される怪獣たちのダサいこと、おもちゃっぽいことで一目瞭然です。材料もそんなに無い時代に、まさに、天才のなせる業です。高山DNAを受け継ぐ皆様には、是非、インタビューでの賛辞の言葉より、ご自身の作品での表現に期待しています。

なお、写真のペギラは、昔、大石透という原型師(私、遅過ぎたファンです。)が作った、マーメイド社販売のソフビ(絶版)の中古キットの完成品です。ついでながら、今は、会社が変わっているようですが、大石透作の幻のキットである、ハリーハウゼンの一連のキットを、どこかで再発売してくれないでしょうか。ちなみに、写真の大魔神は、エステル社のレジン製スタチュー(DVDにも登場)であり、バルゴンは、海洋堂のソフビキットです。

 

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