吸血鬼ノスフェラトゥ
サイレント映画の「ノスフェラトゥ」をご存知ですか。世界初の吸血鬼ドラキュラの映画化です。しかし、原作者のブラム・ストーカーの遺族の許可が得られず、ドラキュラの名称が使えなくて、別の名前になっています。ところで、「ノスフェラトゥ」という題名は、不死者という意味です。
映画の筋書きは、おなじみのドラキュラのストーリーです。
写真のように主演男優の特異な容貌と姿が異様な迫力があります。サイレント映画ですが、死、ペスト、ネズミなど、はっと息を呑むようなイメージに満ちたショットがあります。音に頼らない昔のほうが、イメージが豊かなのでしょうか。いや、やはり監督の腕の差でしょうか。写真は、ジオメトリック社のレジン製の胸像です。塗装の出来はいかがでしょうか。
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