大伴昌司
時々、私が、「子供の頃、映画雑誌のSF映画特集で見た」とか、「モノクロの1枚の写真から」等ということがありますが、私の幼い頃は、まだ、ビデオなどもなく、海外のSF映画等の情報もほとんど無い時代でした。そんな中で、出会った雑誌が3冊あります。あえて、タイトルは申し上げませんが、写真のとおりの3冊です。大伴昌司3部作で、キネマ旬報社のSF・ホラー関係の特別号です。一時は、幻の名著として評判が高く、プレミア物でしたが、キネ旬から復刻されていますので、機会があれば、ご覧ください。(写真の本は、当時の初版ものです。)インパクトのある写真が多く、記事の内容も充実(創作や命名も多い!?)して、ほんとによくできています。創世記の少年マガジンの編集にも携わっていた大伴昌司氏が、編集したものですので、氏のビジュアル・センスが遺憾なく発揮され、当時は見たことも無かったモンスターなどの写真が、多数掲載されていました。たった1枚のモノクロ写真から想像をたくましくし、まだ見ぬ映画に憧れたものです。(モノクロだから粗も見えず、良かったのかもしれませんが・・。)よくよく考えれば、レイ・ハリーハウゼンも、クリストファー・リーも、この雑誌を契機にファンになったのかもしれません。最初から、その映画を見ていれば、違う結果になったかもしれません。ともあれ、「大伴昌司」さんには、お世話になりました。没後、少し変わった方のようにも、お聞きしましたが、当時の週刊誌の編集などを通じて、少年少女に大きな影響を与えた功績は大きいと思います。もっと評価されても良いのではないでしょうか。


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