廃盤ビデオ
私は、何度も申し上げるように、映画が好きです。そのため、古くから、映画関係のコレクションをしています。大伴昌司の3部作などの書籍、劇場で買ったパンフレット、そして、いまは、ムービー・フィギアに凝っています。当然、好きな映画そのものを所有したいという思いも強く、ビデオが販売され始めて以来、これにもはまりました。当初は、ビデオ1本2万円弱もしていましたが、次第に安くなりました。さらに、レンタル使用後の中古ビデオも流通しはじめ、さらに入手しやすくなっています。併せて、ビデオに比べて安価で画像のきれいなLDも収集していました。なお、こうしたビデオの中には、人気がなかったことから短期間の販売で打ち切られ、その後の再販予定もLD化の見込みも無い稀少なものも相当数ありました。特に、市場が狭いB級SFものに多く見られます。当然、こうした廃盤ビデオも収集しておりましたが、得てして、熱心なマニアが多く、プレミアが付いて非常に高価な物となっていました。私にとっては、苦労して手に入れたお宝でした。
しかし、時代が変わり、DVDの時代になると、まず、あっという間にLDが駆逐され、B級SF映画などのDVD化も実現してしまいました。結果、私のお宝は、価値が下がり続け、もはやゴミの山となってしまいました。
今回は、そんな悲しいお宝をいくつか紹介します。
もっとも、いま、DVDも集めています。これまで幻とされていた作品も次々とDVD化されています。本当に、良い時代になりました。
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