その名はハリーハウゼン(その3)
今回ご紹介する、ハリーハウゼンの作品は、「シンドバット7回目の航海」です。前回、ご紹介した「アルゴ探検隊の大冒険」の前に製作されたもので、ハリーハウゼンの名を一躍高めた作品です。特に、有名なクリーチャーが、一つ目の一角の鬼「サイクロプス」。(二角も居ります。)あるいは鎖につながれたドラゴン。そして骸骨剣士との決闘。前にもお話しましたが、子供のころ、SF雑誌で、こうしたモノクロの写真を見て、すっかり魅了されてしまいました。おかげで、今も私の周囲には、サイクロプスのフィギュアが、完成品のスタチューやガレージキットを組み立てたものなど数体が、鎮座しております。ちょっとご紹介しますと、①胸像(メーカー不明)、②ビリケン、③ジオメトリック、④X-PLUS社のソフビ、⑤同社のレジン・スタチュー、⑥同社のチェスピースです。他にも、ドラゴンなど、XーPLUS社の⑦チェスピース、や巨大なソフビがあります。なお、このシンドバット映画は、その後、シリーズ化され、「黄金の航海」「虎の目の航海」の三部作になりました。いずれの映画の原題からは、dの文字が省かれているようですが、日本語の題名は、「シンバット」ではなく、「シンドバット」となっています。黄金の航海については、次回ご紹介します。いずれも、DVDが販売中ですので、一度、お楽しみください。
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